こんにちは!パパ隊長です。
今回は、9月15日(月)に行われたFC東京との『東京ダービー』(別名『ガス戦』)についての投稿になります。
前回はホーム側で引き分けで、今回はアウェイ側として、味の素スタジアムに乗り込みます。
勝ち点『32』で15位の我がヴェルディに対し、FC東京は勝ち点『31』の16位で、仲良く並んでいます。お互いに残留争いの真っ只中での『東京ダービー』です。プライドを賭けた”絶対に勝たなければいけない戦い”であることは、言うまでもありません。
点を取れない…勝てない…
6月最後の試合で川崎フロンターレに1-0で勝利して以降、7月と8月の6試合で、1勝3敗2分とノロノロ運転が続いています。
しかも、看過出来ないのが、1得点しか挙げていない攻撃力です。開幕から、ずーーーーーっと続いている課題ですが、一向に改善されません…
”絶対に勝たなければいけない戦い”である以上、1点は必須です。贅沢は言いません。1-0での勝利を目指すのみです。
必勝を期して出陣!
アウェイ戦は指定席です。いつものように早く出て、並ぶ必要もありません。まぁ、このムダなような時間も、格別に楽しいのですが…
キックオフは19時で、スタジアムへの入場開始は17時になります。余裕をみて、16時過ぎに到着するように自宅を出発です。
到着すると、まずは夕食の買出しを行い、入場の列に並びながら腹ごしらえです。

スタジアムに入場開始!
17時なると、スタジアムへの入場が始まっています。その途中、サイレンが鳴り響いています。てっきり、FC東京サポーターのブーイングかと思いましたが、ホンモノの消防車でした…
その後、指定席を確保すると、生ビールの買出しです。

いつもなら、ヴェルディヴィーナス💗の皆さんに会いに行くのがパパ隊長のルーティンです。しかし、今日はアウェイなのでいません。パパ隊長にとっては、最大の楽しみが封じられています。
『緑 vs 青赤』のチャント合戦
ウォーミングアップで選手達が現れると、必勝を期し、『東京ダービー』の限定チャントで鼓舞します。
「さあ行こうぜ 男なら 気持ちを見せろ ヴェルディアーレ 俺たちのパス回せば ガスに負けるはずがない」と、『ガス倒せ』が響き渡っています。

対するFC東京サポーターは、ヴェルディのチームチャント『エンターテイナー』の替え歌で対抗しています。
「オーオオ オオ オオー オオオ ヴェルディ川崎 オーオオ オオ オオー オオオ ヴェルディ川崎 オオオオ オオオオ ヴェルディ川崎」と、煽っています。
まぁ、『東京ダービー』なので、これくらいはやり合わないとね!
猛烈に蒸し暑い…
試合前の選手入場では、巨大な横断幕に覆われています。

何も見えないまま、セレモニーが進んでいますが、猛烈な蒸し暑さです。ヴェルディを応援するための横断幕なので、我慢はしますが、この横断幕により、熱気が籠っています。
一気に汗が噴き出す中、やっと横断幕が上がると、息を吹き返すことの出来たヴェルディサポーターです。危うく自滅するところでした…
FC東京のキックオフで試合開始!
試合開始と共に、一気にペースアップし、球際の攻防に勝利して、FC東京陣内に攻め込むヴェルディです。

そして、前半2分、前半4分、立て続けにペナルティエリア手前でFKを獲得です。しかし、キッカーFW染野選手がゴールを狙うも、得点には至りません。
更に、前半5分、今度はCKです。しかし、FW染野選手のシュートは、またしてもゴール枠を捉えることが出来ません。そめの~~~
こうして、盛り上がった時間帯でしたが、目の前で大籏が振られ、よく見えませんでした…

徐々にFC東京のペースに…
前半10分を過ぎると、FC東京が徐々にボールを支配するようになります。そして、ヴェルディ陣内での攻防が多くなってきました。

しかし、前半17分、劣勢を跳ね返すようなFW齋藤選手のミドルシュートが放たれています。ただ、ボールはクロスバーを直撃し、跳ね返されています。
この後、試合は完全にFC東京のペースです。

何度もヴェルディゴールをシュートが襲っています。しかし、守護神GKマテウス選手が立ちはだかり、全員が体を張ってのブロック、クリアで、ゴールを死守します。
前半終了間際はヴェルディの時間
何とかFC東京の猛攻を耐え、前半40分を過ぎると、再びFC東京ゴール前に攻め込む展開になっています。
前半43分、FW唐山選手がペナルティエリアにドリブルで侵入し、クロスを上げています。しかし、これはFC東京GKにクリアされてしまいました。
更に、前半44分、FKのこぼれ球に反応したのはDF谷口選手です。シュートを放ちますが、ゴール右に外れています。

盛り上がらないハーフタイム
お互いにチャンスは作るものの、最後の精度を欠き、スコアレスのまま前半終了です。
相変わらずの決定力不足を露呈していますが、失点もしていません。1-0で勝つためには、”通常運転”の範囲内とも言えます。
こうした中、アウェイなのでヴェルディヴィーナス💗のチアダンスがありません。パパ隊長にとっては、試合展開に加え、今ひとつ気分も盛り上がりません…
ヴェルディのキックオフで後半開始!
今回は”PSGキック”は封印しています。まぁ、多くは不発だったで、問題はありません。
開始直後からカウンターの打ち合いという感じで、ゴール前まで攻め込んでいます。しかし、フィニッシュの精度が悪く、ゴールの枠を外れ、ブロックやクリアで、ゴールに届きません。

また、後半10分、FC東京GKがファンブルしていましたが、ボールに詰め切れません。
無念の先制点献上
お互いに惜しい攻防が続く中、後半15分、ついに均衡が破れます。
FC東京GKからのゴールキックが、ヘディングで前線のFC東京・長倉選手に繋がっています。すると、ループシュートがふわっと守護神GKマテウス選手の頭上を越え、ゴールネットを揺らされてしまいました…

一瞬のスキというか、手数を掛けない『シンプル・イズ・ベスト』という攻撃でした。ヴィッセル神戸戦、FC町田ゼルビア戦もそうでしたが、ガッツリ守っていても、こういった一発を決められての失点です。
選手交代で反撃するも…
その後、選手を交代しながら反撃を試みます。しかし、ペースはFC東京が握ったままという感じの時間帯が続きます。

それでも、後半42分、FW福田選手が左サイドからドリブルで仕掛けています。ただ、放ったシュートはFC東京GKの正面で、難なくセーブされてしまいました。
こうして、このまま後半45分が過ぎ、アディショナルタイムへと突入です。
反スポーツ的行為
アディショナルタイム1分、ヴェルディ陣内のゴールライン付近でFC東京・長友選手の肘打ちでFW福田選手が倒され、立ち上がれません。
そうした中、FC東京・長倉選手がCKを得ようと、倒れているFW福田選手にわざとボールを当て、ゴールライン外へと出しています。
さすがに激高するヴェルディ陣営です。ヒートアップした両チームの選手が入り乱れています。しかも、ヴェルディサポーターの目の前での愚行に、ブーイングの嵐が吹き荒れています。

結局、FC東京・長倉選手には、”反スポーツ的行為”としてイエローカードが提示されています。
9月は『JFAリスペクト・フェアプレーデイズ』ですが、”リスペクト”も”フェアプレー”の欠片もない行為では?サッカーの指導者は、子供たちにこのプレーを手本とすべく指導出来るのか?
毅然とした態度を示すべく、レッドカードが妥当では?
敵ながら見事なループシュートでしたが、「こんなヤツか…」という印象です。サッカーを続けている間、どこのチームにいても、ヴェルディサポーターからはブーイングされ続けるのでは?
ゴールで意地を見せろ!
VARのチェックの末、ヴェルディのFKで試合再開です。残りのアディショナルタイムは何分か分からないですが、1点を取るには十分なはずです。
この”反スポーツ的行為”を同点ゴールで”報復”すれば最高ですが、FC東京のゴールが遠い…

そして、ゴールの匂いがしないまま、FC東京に時間を使われ、試合終了の笛を聞くことになってしまいました。「はぁ…」と溜息しかないパパ隊長です。
さすがにブーイング…
これまでは、負けてもチャントで鼓舞し続けてきたヴェルディサポーターです。しかし、『東京ダービー』は特別で、この敗戦は受け入れることが出来ません。挨拶に来た選手・スタッフにブーイングの洗礼です。

「どうしてシュートを打たない?」、「何故シュートが枠にいかない?」と、腹立たしい気持ちでいっぱいです。それ以上に、ヒーローインタビューを受けているFC東京・長倉選手の姿にムカつく…
またしても零封
躍動していた去年とは何が違うのか?
去年は、負けていても期待が持てた”ヴェルディ劇場”です。しかし、今年は、先制点を取られた時点で、勝利の期待がありません。
これまでのチーム総得点は『16』です。J1得点ランキングは、京都サンガF.C.のラファエル・エリアス選手と鹿島アントラーズのレオ・セアラ選手が『16』で1位です。チーム総得点が個人得点と同じという屈辱です。
しかし、超ポジティブに考えるのなら、これで降格圏に沈まず、16位に踏ん張っていることが奇跡的です。そう思うしかありません。しかも、下位チームも負け、勝ち点は詰められていません。まだ”運”もあるようです。
まぁ、勝負事なので、負けることはあります。次節のファジアーノ岡山戦、”全緑”で応援するしかありません。
残留争いの真っ只中での『東京ダービー』に敗北し、残留争いの崖っぷちに立たされた今回の投稿については、これで終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
|