こんにちは!パパ隊長です。
今回は、4月2日(水)に行われたFC東京との『東京ダービー』についての投稿になります。
これまでの『東京ダービー』の対戦成績は、6勝6敗6分という全くの五分です。去年は、ホームで2点差を追い付かれ、アウェイで圧倒しながらもゴールを奪えず、悔しい引き分けに持ち込まれています。
去年の無念を晴らし、味の素スタジアムの主がヴェルディであることを証明する戦いの始まりです。
最近は負けていないヴェルディ
開幕ダッシュに失敗した我がヴェルディですが、直近4試合の公式戦は、下記の通り負けてはいません。
第5節 △ アルビレックス新潟 2-2
第6節 ○ 名古屋グランパス 2-1
ルヴァン杯 ○ AC長野パルセイロ 0-0(PK 4-5)
第7節 △ 柏レイソル 0-0
ただ、『東京ダービー』は別格の試合です。言うまでもなく『絶対に勝たなければならない戦い』です。この大一番、パパ隊長は仕事を休み、味の素スタジアムに乗り込みます。
『東京ダービー』へ出陣!

キックオフは19時ですが、家内と一緒に決戦の地・味の素スタジアムに到着したのは、11時40分過ぎです。
ちなみに、兄弟は仕事で、終わり次第合流する予定です。
そして、先行入場の列で場所を確保すると、すぐ近くにある『らぁ麺 はやし田』で空腹を満たします。その後、次男と家内の友達も合流し、霧雨が降ったり止んだりする中、グッズの買い出しや散歩で時間を潰します。もちろん、ヴェルディグリーンのクラフトビールも欠かせません。

その後、『いきなりステーキ』の弁当を調達し、16時半、先行入場が始まり、ゴール裏自由席を確保します。
FC東京サポーターにブーイングの嵐
席を確保すると、すぐにヴェルディヴィーナス💗の皆さんに会いに行くパパ隊長です。そして、一緒に写真を撮って貰い、「絶対に勝ちましょう!」とエール交換です。


そして、17時になると、FC東京のサポーターの入場が始まります。すると、それを待ち構えていたように、「Welcome to TOKYO」という横断幕を掲げ、盛大なブーイングで迎えるヴェルディサポーターです。
その後、長男が合流し、改めて生ビールを購入し、決戦前に腹ごしらえです。そして、3人衆は、抽選で当選した『マスコット撮影会』に向かい、ヴェルディ君&リヴェルンと一緒に写真を撮り、満足そうに帰って来ました。
MF平川選手を鼓舞するチャント

18時からは、ヴェルディヴィーナス💗のチアダンスに拍手を送ります。その後、GK、フィールドプレーヤーの順にピッチに登場すると、いつものように選手のチャントで鼓舞します。
そうした中、MF平川選手に対しては、「レイ ヒーラカワ レイ ヒーラカワ レイ ヒーラカワ オー ヒラカワー」と、ひと際大きなチャントとコールが響き渡っています。
というのも、FC東京の地元の調布市出身で、FC東京の下部組織から昇格し、各クラブで実績を積みながら、今年ヴェルディに完全移籍しています。
”緑の戦士”と化した期待を込め、パパ隊長も精一杯の声を上げます。もちろん、他の選手に対しても、同じ熱量でのチャントとコールです。

FC東京のキックオフで試合開始!
試合開始直後から、ボールを支配したのはFC東京です。パスを繋ぎ、こぼれ球を拾いながら、ヴェルディゴールに迫っています。

一方、ヴェルディはというと、FC東京の攻撃に耐えながら、カウンターで反撃です。しかし、ゴール前まで運ばせて貰えません…
どちらかと言えば、FC東京が有利な展開が続いています。ただ、お互いシュートに至るシーンを作り出せず、膠着状態といった感じです。
DF林選手のヘッドで幸先よく先制点!
前半18分、敵陣で獲得したFKの2次攻撃から、MF齋藤選手がクロスを上げます。すると、FW染野選手がヘッドでゴール枠を捉えますが、FC東京GKのスーパーセーブで阻止されています。


しかし、このプレーで獲得したCKから、歓喜の瞬間が訪れます。前半20分、FW山見選手のCKにDF林選手がヘッドで合わせると、FC東京のゴールネットに突き刺さっています。
最高の瞬間の訪れに、興奮も最高潮となり、周囲のサポーターとハイタッチの嵐です。そして、「オーオオ ハヤシーナーオーキ オーオ オーオ オオオオオ オーオオ ハヤシーナーオーキ 守れ 止めろ ハヤシナオキ」とチャントの大合唱です。
守護神GKマテウス選手のビッグセーブ!
しかし、リードを許したFC東京もすぐに反撃です。
前半22分、自陣内でボールを繋がれ、PA内からシュートを放たれています。しかし、ここは守護神のビッグセーブ炸裂です。守護神の足先が僅かに触ってコースが変わり、シュートはポストを叩いて同点は許しません。すると、雄叫びを上げ、チームを鼓舞する守護神です。

この後、攻撃に厚みを増すFC東京ですが、決定機は作らせません。また、ヴェルディもカウンターで反撃です。ただ、こちらも最後の部分の精度が悪く、追加点を奪えません。
前半終了間際に失点…
こうして、ハーフタイムが見えてきた前半43分、痛恨の失点で同点に追い付かれることになります。
ハーフウェイライン付近までディフェンスラインを上げていたヴェルディですが、その裏を取られてしまいました。すると、パスを繋がれ、最後は守護神と1対1となり、ゴールに流し込まれました…
天国から突き落とされたハーフタイム
直前まで、1点リードで迎えることが出来ると思っていたハーフタイムです。しかし、前半終了間際に追い付かれ、ガックリと落ち込んだ暗い気持ちで迎えることになっています。

「まぁ、負けてはいない…」と気持ちを切り替えるしかありません。なので、ヴェルディヴィーナス💗のチアダンスを、いつものように手拍子で応援します。
ヴェルディのキックオフで後半開始!
後半開始早々、いきなり決定機を作ったのはFC東京です。
後半2分、PA内にスルーパスを通され、またしても守護神と1対1の状況になっています。しかし、勇気ある飛び出しでシュートを弾き返す守護神です。
ただ、このこぼれ玉に反応したのはFC東京です。再びシュートを許しますが、ゴールマウスを捉えることが出来ず、何とか窮地から脱出することが出来ました。
FW染野選手の勝ち越しゴール!
後半7分、DF綱島選手が奪ったボールが前線のFW木村選手に繋がりました。しかし、相手DFのスライディングタックルに阻止され、こぼれ球が相手GKへ転がっています。
チャンスが潰えたかと思いましたが、これに詰めていたのがFW染野選手です。猛然とプレスを掛けてボールにチャージすると、FC東京ゴールにボールが転がっています。

最後まで諦めない姿勢が奪い取ったゴールと言えます。もちろん、ヴェルディサポーターの歓喜は爆発し、「そめの オーレー そめの オーレー そめの オーレー オーレー」とチャントの大合唱です。
ただ、このプレーで相手GKと接触があり、FW染野選手は右脚を痛めたようです。何とか立ち上がってプレーを続けましたが、後半14分、負傷交代(→MF松橋選手)となってしまいました。
それにしても、ケガ人続出…
一進一退の攻防が続く…

再びヴェルディがリードすると、攻撃のリズムが良くなり、FC東京ゴール前で決定機を再三作り出しています。ただ、MF松橋選手のシュートはクロスバーを叩き、相手GKのファインセーブやDFのブロック、クリアで追加点を奪えません。
一方、FC東京も選手交代で攻撃陣が活性化しています。しかし、ヴェルディも守護神を中心に、何とかゴールを守り抜いています。
久々の”ヴェルディ劇場”炸裂…
勝利がチラつき始めた後半44分、悪い方の”ヴェルディ劇場”が炸裂することになりました。
FKから繋がれた流れでクロスを上げられています。すると、それをヘッドで合わせられたボールが、ヴェルディゴールのネットを揺らしています。
「えっ?」と、一瞬静まり返るヴェルディサポーターです。その後、「またかよぉ…」と叫ぶ声も聞こえます。去年の『東京ダービー』も、2-1でリードしていた後半アディショナルタイム、同点を許した”前科”があり、その”再犯”です…

そして、アディショナルタイムは5分、お互いに攻め込むも得点を奪えず、試合終了の笛を聞くことになりました。
ヴェルディサポーターのブーイング
試合終了後、いつものように選手・スタッフがサポーターに挨拶に来ています。
いつもなら、拍手やチームチャントで迎えますが、今日はブーイングです。『絶対に勝たなければならない戦い』での引き分けは、受け入れることの出来ない結果のようです。

まぁ、パパ隊長としては、全力を尽くした選手・スタッフにブーイングする気は全くありません。勝負の世界、結果は結果として受け入れ、後押しするのみと思っています。
ちなみに、FC東京のサポーターも、勝つことが出来なかった展開に、ブーイングを浴びせていたようです。
このように、勝ち切れなかった『東京ダービー』です。何度も漏れる溜息と共に、ドッと疲れが滲み出る帰路でした…
2度のリードを守り切れず、またしてもドロー決着となった今回の『東京ダービー』についての投稿は、これで終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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