こんにちは!入社2年目のYQです。中国江蘇省蘇州市出身です。
今回は、現場リーダーの了承を得て、9月9日から9月20日までの休みをいただき、帰国した時の事についてご紹介したいと思います。
新型コロナウィルスの影響で、故郷に戻るのは5年ぶりでした。この間に、地下鉄が何本か新しく建設されたようでした。元の家は取り壊しの通知を受け、新しい家をもらい、そこへ引越ししました。
【大変だった9月9日】
帰国の前日は興奮しすぎて、朝9時頃の飛行機なのに、夜中1時まで眠れませんでした。結局は3時間しか寝ませんでした。始発電車に乗って成田空港に向かいました。出国手続を済ませ、余裕があったので免税店で獺祭美醉を購入しました。
そして、飛行機に搭乗しましたが、エンジンの点検なのか、なかなか離陸ができませんでした。点検も終了して、さらに機内を点検し問題が無いことが確認できたようで、飛行機は1時間遅れで出発しました。
日本時間は中国時間より1時間早いです。飛行機は2時間半飛行して無事に上海浦東国際空港に着陸しました。入国手続きが非常に複雑でした。荷物の受け取りまで2時間掛かりました。
事前に調べたらアプリで車を呼ぶことができるので、両親に迎えに来てはもらいませんでした。しかし「WeChat ペイ」と「アリペイ」が使えずタクシーを呼ぶことができませんでしたので、空港のタクシー乗り場に向かいました。多くのタクシーが並んでいます。ランダムに乗り込みますが、運が悪かったのか、運転手さんから「道が遠いので、帰り道の1/3の料金も負担して!」と言われました。私が「なら乗りません!」と答えると、1/3の料金は払わなくてもよくなりました。車中、気のせいかメータ(金額)が上がるのが非常に早かったです。怪しいタクシーに乗ったかもしれませんね。
そんなこともあり、乗って直ぐ一番近い駅で降りてしまいました。そこからは電車に乗ることとしました。電車は現金でチケットを購入できるのですが、高速鉄道のチケットは身分証が必要であり「WeChat ペイ」か「アリペイ」で支払わないと購入できませんので、結局、両親に車で迎えに来てもらいました。
順調にいけば、家の到着時間は15時頃を見込んでいましたが、色々があって、21時に着きました。
【帰国後の初日】
朝一、父が、私が大好きな糯米糖藕(蓮根のもち米砂糖和え)を買ってきてくれました。幸せ〜
朝ご飯を食べて、初日は、まず、お婆ちゃんに会いに行きました!大きい声で話さないとお婆ちゃんは聞こえないけど、とにかく元気でよかったです!!
昼ご飯も私の好きな料理ばかり揃っていました。
(红烧黄鳝(タウナギ醤油煮込み)は一番好きな家庭料理です。)
午後は、お婆ちゃんと麻雀をやりました。もちろん、お婆ちゃんからの放銃はロンしません。こちら側は日本の役牌と異なり、花牌を使っています。
夜は、大家族とレストランで食事をしました。
この場には、「彼氏はいますか?いつ結婚する予定ですか?いつ日本から戻りますか?」などの定番質問が絶対に欠かせません。微笑むことしかできませんでした。
次に、レストランでの美味しい料理を紹介いたします。
牛肉の前菜です。名前は忘れました(泣く・・・)
朝、父が買ってきてもらった料理です。レストランなので、アレンジがきれいですね。
松鼠桂魚(桂魚の丸揚げ甘酢あんかけ)です。
桂魚は川や湖沼にいる淡水魚で、衣を付けて熱い油に入れて強火で揚げて、反り返った形や揚げられた外見が、まるでリス(松鼠)の尻尾のように見えることから、その名が付いたと言われています。
椒盐排条(豚肉のフリッター)です。
外は焦げ目がつき、中は柔らかく、香ばしい風味と強い香りがあります。味は甘さと塩味がミックスされた味です。
久しぶりの中国料理、すごく美味しかったです。
(すみません、写真撮る際にカメラが曇っていました)
あと、糖醋排骨(スペアリブの甘酢煮)もおすすめです。一口食べると止まらなくなる美味しさ!ご飯が早く進めます。
(美味しくて、食べることに夢中で写真を撮り忘れました)
免税店で買った獺祭美酔はここで家族と味わっていました。開ける瞬間に、レストランのスタッフさんからも「すごくいい香りです」と褒められて嬉しかったです!!
【おすすめの観光地】
次に、蘇州で有名な観光地を紹介いたします。
地下鉄の出口を上がって振り返ると、観前街の門があります。
中に入ると、飲食店や商店、お土産店が無数にあります。道教の寺院である「玄妙観」もあり、お参りにくる人も見られます。
広い通りが歩行者天国になっていますから、安心してショッピングが楽しめます。
小吃(シャオチー:店や屋台で食べる中華の一品料理)店がたくさんあるので、この街を通ると主食なしでもお腹いっぱいになります。
やっと念願の小吃を食べられました〜
今回の晩御飯は、淀粉肠(ソーセージ)、臭豆腐(しゅうどうふ)、HEYTEAの轻芒芒甘露(マンゴーシェーク?)」でした。
蘇州といえば、「東洋のベニス」と呼ばれ、水郷の街として有名です。山塘街(さんとうがい/シャンタンジエ)は、「七里山塘」とも呼ばれます。街中を流れる水路の両端に、昔ながらの白壁と黒い屋根瓦の建物が並ぶ姿がとてもノスタルジックです。
なので、古運河や水路を巡る小さな観光船があちこちにあります。船から見る景色・雰囲気は違うので、一度乗ってみるのがおすすめです。
ここも食べ歩きのできる小吃はたくさんあるので、山塘街で食べ歩き散策もおすすめです。
ここも地下鉄の出口を上がって仰ぎ見ると、東方の門が現れます。(ここの地下鉄は新しく建設されたので、結構探しました。。。)
東方之門は蘇州の工業園区にある超高層ビルのひとつです。
高さ301.8mのツインタワーは上部で繋がっていて、名前の通り門の形になっています。非常に大きなショッピングモールです。
この反対側、「金鶏湖(ジンジーフー)」という淡水湖があります。湖畔は全周、公園のように整備されています。昔は、サイクリングで自宅から片道2時間かけてここまで来て、湖の周りを1周巡りました。のんびりして過ごしたいなら、ここをおすすめです!
最後は、中国へ旅行時に最も注意すべきポイントを紹介いたします。
トイレにトイレットペーパーがないことが普通にあるので、トイレに行くときはティッシュを持参してくださいね!
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