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男旅あるぺん隊 in 米山



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投稿者 パパ隊長

こんにちは!パパ隊長です。
今回も8月の山の日を含む3連休(8月11日~13日)を利用したパパ隊長&長男・Y太の新潟遠征についての投稿で、3日目の米山登山の様子をお伝えします。
米山は新潟県の柏崎市(中越地方)と上越市(上越地方)の境に位置する山で、綺麗なピラミッド型の山容は、日本三百名山にも選定されています。

 

出陣!

前日は二王子岳登山の後、寝床となる北陸道・米山SAに到着したのは21時です。
もちろんエアコンのお世話になりながら就寝することになり、そのお陰でぐっすりと熟睡することが出来ました。
今朝の起床は4時で、トイレと売店での買い出しを行った後、米山SAを出発です。
そして、すぐ次の米山ICで北陸道を下りると、国道8号線で上越市方面へと向かい、米山トンネルを抜けた先にある『米山登山道(大平口)』の標識に従って左折し、道なりに進んだ先にある大平駐車場に到着したのは4時35分です。

 

米山登山ルート

下記が今回歩いた米山登山のルートになります。
米山登山ルート

※地理院タイルに登山ルート・登山情報を追記して掲載

 

大平駐車場を出発!

4時35分という時間なので、駐車場には一番乗りです。登りのコースタイムが2時間半、下りが1時間半なので、こんな早朝から登る登山者は、ほとんどいないのではないでしょうか?
男旅あるぺん隊は、下山後、東京を目指してのロングドライブが控えているので、この時間からのアタックになり、「今日は”ちょっと”だぞ」と、Y太に教えておきます。
車を停めると、まずはY太もパパ隊長もおにぎり1個で朝食を摂った後、着替えを済ませ、登山準備を進めますが、粟ヶ岳、二王子岳とは違い、ここにはアブの鬱陶しい羽音が聞こえず、それだけでも快適に感じます。その間、Y太は駐車場をパトロールし、トイレを見付けると、「後で…」と、下山後に使用する予定のようです。
こうして登山の準備が整うと、5時2分、大平駐車場を出発です。
大平駐車場を出発!

 

駐車場から大平登山口までは消化試合

駐車場から我々が走って来た道路を横断し、登山道に踏み入ると、そこそこの登り勾配が続くようになります。
最初のうちは舗装された林道で、その後、杉木立の中を進むようになりますが、足元は舗装道路のままです。早朝、且つ、米山の北西方面の登山口ということもあり、陽が差し込まず、薄暗い中を進んで行きます。そして、”ちょっと”が効いたのか、軽快に飛ばしてパパ隊長を引き離し、その後姿が小さくなっているY太です。
舗装道路が終わると、結構な急登のトレイルとなり、それを捻じ伏せると、一旦米山林道に合流します。この後、大平登山口までは、舗装道路の米山林道を6分程進むことになります。
大平登山口

こうして、登山口に到着すると、『登山距離2700m 2時間30分』の看板があり、コースをストックで辿って教えると、静かに頷き、「ちょっと…」と声を上げるY太です。ちなみに、駐車場から2時間半と思っていましたが、駐車場から大平登山口までは消化試合のようです。

 

改めて大平登山口を出発!

5時16分、大平登山口を出発すると、いきなり階段交じりの急登が続くようになり、その急登の中で岩場が出現すると、岩場にも階段のような足場が切ってあります。それでも急登に果敢に挑み、ペースの速いY太は、”ちょっと”ということで、一気にケリを着けようとしているのでしょうか?
こうして、Y太のペースに合わせて追い駆けていると、早朝で陽が当たっていないのに、一気に汗が噴き出して来ました。大平登山口から続いていた急登が少しは落ち着いてきましたが、それでも結構な急勾配で、その後は階段+木の根のコラボが出現するようになってきました。すると、これまで飛ばしてきたツケか、「うーーーっ!」というY太の呻き声が早々に聞こえ始めています。
その後、登山道に張り巡らされた木の根が増えてきて歩き辛く、更に急登続きでややペースが落ちてきていますが、まだまだ力強い足取りのY太です。
木の根が張り巡らされた登山道

 

同じような景色…

木の根が終わると、少しの間だけ、緩やかな勾配の登山道になりますが、それが終わると、勾配は急になり、呻き声を連発するようになるY太です。また、呻き声に比例して、立ち止まる回数と飲み物の消費速度が一気に上がって来ています。
こうして、急登の登山道から、更なる急勾配の階段に突入することになり、一気に標高を稼ぐことが出来ますが、さすがにキツく、足取りも重くなってきています。
その後、急勾配の階段がひと段落し、やや広くなった場所があったので、「Y太、休むか?」と声を掛けますが、それには答えず、ドカッと座り込み、麦茶をがぶ飲みして水分補給しています。その間、地図アプリの『Geographica』を見せ、この先のルートを教えると、静かに頷いています。
急勾配の階段が続く…

休憩を終え、重い腰を上げると、相変わらず急勾配の階段が続くようになります。ほぼ同じような景色が続き、どの辺りを歩いているのか分からなくなりますが、そうした中、標高も上がり、眼下に日本海を眺めることが出来るような場所もあります。また、足元はしっかりとしているので、下りの時に力が余っていれば、軽快に下れそうではあります。

 

二ノ字

二ノ字
6時1分、二ノ字に到着です。

急勾配の階段の先が開けると、そこには平坦な広場があり、「Y太、座るか?」と声を掛け、ここでも座り込んで休憩です。急登の階段の連続で、この時間にしては、既に汗だくになっています。
朝陽が当たらない場所を選び、水分補給をしながら休憩していると、アブが1匹だけ飛び回り、鬱陶しいことこの上ありません。なので、昨日のように左フックで撃退しようとすますが、さすがに当たりません…
二ノ字からは、山頂方面からの展望が開けていて、朝陽の逆光の中に米山山頂を眺めることが出来ます。「Y太、あそこだぞ」と指差して教えると、「終わり?」と聞くので、頷いて答えます。そして、ここには山頂まで1750mの標識がありますが、こうして眺めると、とてもその程度の距離には見えません…
朝陽の逆光の中の米山山頂

二ノ字を出発すると、最初のうちは平坦な登山道を進みます。その後、登山道が登り勾配になったかと思うと、一気に階段の急登へと変貌しています。足取りはしっかりとしていますが、呻き声を連発しながら捻じ伏せて登って行くY太です。

 

711米峰

711米峰
6時15分、711米峰に到着です。

ついさっき二ノ字で休憩したばかりですが、ベンチがあり、展望も広がっているので、ここでもベンチに座って休憩することにします。
ここでは、パパ隊長がフルーツティーを飲み、「Y太、飲むか?」と聞きますが、首を左右に振っています。しかし、「美味しいぞ。少し飲んでみろよ」と言って渡すと、ひと口飲んでいます。その後、パパ隊長が追加でもうひと口飲み、喉を潤していると、どうやら気に入ったようで、今度は自分から手を伸ばし、Y太も再び喉を潤しています。
新潟県妙高市~長野県信濃町に渡る展望

711米峰からは、西~南西方面の展望が広がっています。
上空は真っ青な透き通った空が広がっていますが、もっと低い標高には、薄い雲海が漂っていて、遠景は微妙に霞んでいます。この方角は、新潟県妙高市~長野県信濃町と思われ、本来なら妙高山・火打山を眺めることが出来るはずですが、それらしき山容は眺めることが出来ません…

 

711米峰からは一旦下る

711米峰からは、ここまでせっかく急勾配で標高を稼いだのに、それを吐き出していくことになり、直下から激下りが続き、そのうち階段が現れるようになります。そして、登山道の両端は切れ落ちた断崖絶壁と思われますが、生い茂る木々により、それ程の高度感は感じられません。時々、木々が途切れた場所があり、底が見えません…
登山道の両端が切れ落ちた激下り

そうした中、ストックでバランスを取り、掴めるものは掴み、足元を確認しながらゆっくりと下って行くY太ですが、これまでの経験値により、さすがに危ない場所は察知しているようです。
711米峰からの激下りが終わると、暫くの間、緩やかなアップダウンが続くようになります。なので、Y太も軽快に飛ばしていますが、相変わらず登山道の両側は切れ落ちているので、「Y太、よく見て…」と、一応は声を掛けておきます。

 

米山山頂に向けての最終決戦開始!

緩やかなアップダウンが続いていましたが、急勾配の階段が出現するようになり、米山山頂に向けての最終決戦が始まったかと思いましたが、すぐに階段は終わり、再び緩やかなアップダウンとなっています。
岩場+階段+急登のコラボが始まる…
目の前の至近距離に登山道があるような急勾配
しかし、ついに緩やかなアップダウンが終わると、足元は岩場の急登となり、その後、岩場+階段+急登のコラボがかなりの強敵となって立ちはだかっています。すると、一気に汗が噴き出して来て、先行するY太に声を掛けて水分補給を行います。そして、「何飲む?」と聞くと、パパ隊長のザックのポケットからフルーツティーを取り出しています。やはり気に入っているようです。

急登の階段が連続するようになると、Y太の足が止まり、呻き声も頻繁に聞こえるようになってきました。どうやら、この辺りがこのコースの中で一番キツい急登のようで、目の前の至近距離に登山道があるような感じです。
時々、掴むためのロープも登山道に沿って張ってはありますが、足元はしっかりとしているので、必要性は感じません。ただ、Y太は手を伸ばしているようで、ロープを掴み、体を引き上げるようにしながら登っています。
こうして、足元ばかりに視線を落とす時間が続いていましたが、いつの間にか、登山道の周辺には巨大なブナの木が多く目立つようになってきています。

 

ガンバレ岩

ガンバレ岩
6時52分、ガンバレ岩に到着です。

急登に次ぐ急登で、脚にも力が入らなくなってきて、スピードも極端に低下してきています。階段や段差に足を置き、次の一歩を踏み出すまでに、時間が掛かるようになってきていて、「重いよ(疲れたよ)…」と呟く声も聞こえています。
ガンバレ岩から先も、ハシゴが架かるような急登がありますが、これまでと比べたら、緩やかな勾配が多くなってきました。
尸羅場跡
そして、緩やかになった先に現れたのが尸羅場(しらば)跡の石仏と標識で、明治初め頃までは女人禁制で、女性はここまでしか登れなかったようです。昔は山での女人禁制は珍しくもありませんが、今なら完全にアウト…

また、ここで地図アプリを確認すると、標高は870mとなっていて、残りの標高は約120mということで、「Y太、もうちょっとだぞ」と声を掛け、Y太にヤル気を注入しておきます。

 

最後の急登か?

尸羅場跡を過ぎると、一旦緩やかに下った後、林道分岐の標識が見えてきます。すると、林道分岐を山頂方面に少し過ぎた先でY太が待ってくれていたので、「いいよ」と山頂方面を指差して教えます。
山頂に向けての最後の急登
その後、山頂に向けての最後の急登が始まりますが、先程のガンバレ岩までの急登よりはマシな感じです。そして、最後の急登が続く中、『水場』の標識があり、「Y太、飲むか?」と聞いてみますが、「後で…」と答えているので、このまま通過します。

最後はトラバースのような階段の登りとなり、それ程急勾配ではありませんが、ここまでに蓄積されたダメージのせいか、ヘトヘトといった感じのY太は、ペースがガタ落ちになっています。なので、「ちょっとだぞ」と声を掛けながら、最後のダメ押しの”ムチ”を入れておきます。
そして、ついに避難小屋が目に入って来ると、「おっ!」と声を上げ、最後の力を振り絞ってラストスパートを仕掛けています。

 

米山山頂

米山山頂に到着!
7時23分、米山山頂(標高993m)に到着です。

真っ青な空がドーンと突き抜ける米山山頂からは、360度の大展望が広がっています。
最後は急登の連続で、一気に汗が噴き出したせいか、まだ朝だというのに、ずぶ濡れになって到着し、まずは記念写真の撮影です。その後、Y太が座り込んで休憩している間、パパ隊長はデジカメとスマホを持って、山頂からの大展望を堪能することにします。ちなみに、山頂には米山薬師の社が建っていて、この社をぐるっと一周するように360度の展望を楽しむことが出来ます。
眼下には、上越~柿崎~柏崎~新潟の海岸線が続き、その向こうに能登半島や佐渡ヶ島が横たわっています。しかし、遠景は完全に霞んでしまっている上に、東方面は朝陽の逆光も加わり、粟ヶ岳と思われるシルエットを何とか眺めることが出来るくらいです。

柿崎~上越の海岸線と能登半島
逆光で景色がハッキリしませんが粟ヶ岳か?
柏崎~新潟の海岸線と佐渡ヶ島
山頂からの大展望を堪能したパパ隊長が戻って来ると、「ご飯、食べる?」とY太が聞いてきているので、かなり早いですが、「食べるぞ」と答えます。その後、湯を沸かし、Y太はカップヌードルカレー、パパ隊長はカップヌードルイタリアンシーフード(大)を平らげ、食後の一服は、抹茶ラテと濃厚和栗カフェラテを楽しみます。

こうした間、登山者が到着すると、「お疲れ様ーっ!」と声を掛け、パパ隊長が話をすると、我々とは違う南方面の水野登山口から登って来たそうで、1時間半程で到着したそうです。ちなみに、我々は2時間21分掛かっています。

 

下山開始!

8時1分、米山山頂からの下山を始めます。
「Y太、車に戻るぞ」と声を掛けると、「山、終わり?」と聞くので、頷いて答えます。すると、「山、ダメッ!」と文句を言い、「山、いつも、ありがとう!」と、既に米山を見切っているのか、お礼を言っています。
下山開始!

山頂直下は大した下り勾配ではないので、そこそこのペースで淡々と下って行くY太です。そして、すぐに水場に到着し、登りの時に、「後で…」と答えていたので、「Y太、飲むか?」と一応聞いてみますが、「いらなーい!」と言っているので、そのまま素通りします。
先行していたY太が林道分岐の先でパパ隊長を待ってくれていて、進むべきルートは分かっているようで、パパ隊長が追い付くと、登って来たルートに向かっています。その後、すぐに登って来る登山者とすれ違い、「ちょっと!」と教えると、「ありがとう!」と答えてくれています。

 

決戦!超激下り!

林道分岐を通り過ぎ、尸羅場跡のその先からは、登りの時の超急登が超激下りとなって待ち構えているので、「Y太、よく見ろよ」、「ゆっくりでいいよ」と、念の為に声を掛けておきます。
そして、超激下りが始まると、真下に階段を眺めるような感じで下って行きます。ただ、階段の段差は小さいので、歩幅は安定していて、バランスも崩すことはありません。その後、大きな岩場の段差が出現すると、座り込むように体を低くしながら突破したY太から、「よーし!」と呟く声が聞こえています。
真下に階段を眺めるような感じで下って行く

ガンバレ岩を過ぎると、激下りの階段が続くようになり、暫くすると、3人組の登山者とすれ違います。汗だくで息も上がっているようで、「頑張って!」とY太が声を掛けると、「ありがとうね!」と答えてくれています。パパ隊長も、「もうちょっとキツいのが続きますよ」と続けると、「えーーーっ!」、「もうそろそろ終わりかと思っていたけど…」と、ガックリといった感じに見えます。なので、「でも、山頂には360度の大展望が待っていますよ」と、フォローを入れておきました。

 

鞍部から711米峰への登り返し

膝にやや痛みを感じながら、やっと激下りが終わると、鞍部に到着したようで、緩やかなアップダウンを繰り返します。ただ、登山道の両端は切れ落ちた断崖絶壁なので、「Y太、よく見て…」と声を掛けておきます。
711米峰に向けての登り返しの急登

その後、下りでは唯一の本格的な登り返しとなる711米峰に向けての急登が始まります。すると、久しぶりの急登のせいか、一気に汗が噴き出し、脚も怠くなってきて、Y太の呻き声も聞こえるようになる中、足が前に出ないのか、時々立ち止まっています。

 

711米峰に戻って来た

8時53分、711米峰に戻って来ました。
711米峰からの下りの時は、結構長く感じていましたが、登り返しでは、思っていた以上にあっさりと終わった感じで、「座るか?」と声を掛け、下山では初めて座って休憩することにします。そして、ここでも気に入ったフルーツティーをがぶ飲みし、喉を潤すY太です。
また、山頂からここまで戻って来る間に、結構雲が広がって来ているようで、早朝の時のような展望は失くなっていました。
真っ青な透き通った空に雲が広がって来た…
711米峰を出発すると、直下は結構な急勾配の下り階段でしたが、それを過ぎると勾配も緩くなり、歩き易い登山道になっています。その後、二ノ字の広場が見えてくると、「おっ!」と声を上げ、ロックオンしているY太です。

9時3分、二ノ字に到着し、ここから眺めることの出来る米山山頂を指差し、「終わったぞ」と声を掛けると、「ダメッ!」と、痛めつけられた米山に文句があるようです。
そして、711米峰で休憩したばかりなので、ここは素通りです。

 

激下りの連続で足が止まる

二ノ字を出発すると、急勾配の下り階段が続くようになり、周囲の景色も大して変わらず、同じような場所を歩き続けているような感じになってきました。
急勾配の下り階段が続く…
そして、山頂から続いていた激下りのダメージなのか、ペースも落ちて来て、立ち止まって休むことも増えてきました。なので、「足は大丈夫か?」と聞いてみると、「大丈夫!」と力強く答えているY太です。

また、この時間になると、家族連れの登山者とすれ違うことが多くなってきました。標高の低い山なので、これくらいの時間から登るのが普通かもしれませんが、この時期だと灼熱地獄との戦いになりそうです…

 

激下り+蒸し暑さ

その後、緩やかな部分はあるものの、基本的には激下りで、その激下りの連続に痛めつけられてキレたのか、「山、ダメッ!」と叫ぶY太です。なので、「Y太とパパ、勝ち!山、負け!」と声を掛けてやると頷き、「山、終わったら、冷たーい!」と、大平駐車場の向かいにあった自販機で冷たい飲み物を買いたいようです。
激下りの連続+蒸し暑さ倍増

確かに、時間の経過と共に気温も上がり、樹林帯で風が通らず、蒸し暑さは倍増しているので、こっちもキツく感じる要因のひとつ(いや、大部分?)です。
その後、大平登山口まで200mの標識を見付けると、「ちょっと!」と叫んでいるY太です。すると、これで元気が出たようで、一気にペースアップし、パパ隊長を置き去りにしています。
こうして、あっという間に視界から消えたY太を次に見付けると、立ち止まって大平登山口をストックでロックオンしています。その姿は、写真を撮るように催促しているようで、その姿勢を崩さないので、写真を撮ってやると、再びペースアップしてパパ隊長を置き去りにしています。

 

大平登山口から再び消化試合

大平登山口でガッツポーズ!
9時39分、大平登山口に無事到着です。

「終わったーっ!」と叫ぶ声が聞こえ、パパ隊長が遅れて到着すると、登山口でガッツポーズをしているY太を発見です。「山、重いよ…」と呟き、「Y太とパパは?」と聞くので、「勝ちだよ」と答えます。更に、「山は?」には、「負けだよ」と答えてやると、満足そうな笑みを浮かべています。
大平登山口から大平駐車場までは再び消化試合で、まずは舗装された緩やかな下りの米山林道を進みます。それが終わると、激下りのトレイルが控えていますが、それは一瞬で、今度は杉木立の中の舗装された林道歩きとなります。
その後、視界が開けると、その先に大平駐車場を確認出来るようになり、ここでもロックオンしているY太です。

 

大平駐車場に無事到着!

大平駐車場に無事到着!
9時48分、大平駐車場に戻って来ました。

まずは自販機で買った冷たい飲み物で喉を潤し、登山の後片付けとトイレを済ませると、温泉に向けて出発です。
大平駐車場を出発して戻って来るまで、4時間46分という短期決戦の登山となりましたが、思いっきり濃厚な時間を過ごすことが出来たように感じます。

【米山登山タイムテーブル】
5:02 大平駐車場 8:01 米山山頂(下山開始)
5:10 米山林道合流点 8:08 水場分岐
5:16 大平登山口 8:14 林道分岐
6:01 二ノ字 8:16 尸羅場跡
6:15 711米峰 8:23 ガンバレ岩
6:52 ガンバレ岩 8:53 711米峰
7:01 尸羅場跡 9:03 二ノ字
7:04 林道分岐 9:39 大平登山口
7:13 水場分岐 9:43 米山林道合流点
7:23 米山山頂(朝食?) 9:48 大平駐車場

 

汗を流して東京へ

『鵜の浜人魚館』
米山登山を終えると、『鵜の浜人魚館』で日本海を眺めながら露天風呂に浸かり、コンビニに立ち寄った後、北陸道・柿崎IC→<北陸道>→<上信越道>→<関越道>→<圏央道>→<中央道>→中央道・国立府中ICというロングドライブとなります。

途中、妙高SAでホントの昼食を摂り、関越道からは時々渋滞に捕まり、時には土砂降りの雨に見舞われながら、17時過ぎ、「山、いつも、ありがとう!」と言う声を聞きながら、3日間に及ぶ男旅あるぺん隊の新潟遠征を終え、自宅に無事到着です。

 

 

米山登山についてはここまでとなり、これで8月の山の日を含む3連休を利用した登山の投稿は終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



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