こんにちは!パパ隊長です。
今回は、5月3日にアウェイの埼玉スタジア2002で行われた浦和レッズとの一戦についての投稿になります。
GWということもあり、5万人を超えるレッズサポーターが来場すると言われています。現在4連勝で暫定4位、絶好調のレッズです。しかも、中3日で試合に臨む我がヴェルディに対し、レッズは休養十分の中7日での試合です。しかし、そのレッズを下し、真っ赤に染まるスタジアムをシーンとさせるべく、ヤル気満々のパパ隊長+3人衆です。
ちなみに、これまでの埼玉スタジアム2002での対戦成績は、ヴェルディの3敗1分で、勝ったことがないらしい…
連勝で埼玉スタジアム2002に乗り込む
開幕から黒星が先行していた我がヴェルディです。しかし、前節のファジアーノ岡山戦で、やっと五分(4勝4敗5分)に戻すことが出来ました(緑の太字の試合はスタジアム応援)。
第9節 △ 横浜F・マリノス 0-0
第10節 ● ヴィッセル神戸 0-1
ルヴァン杯 〇 ブラウブリッツ秋田 1-2
第11節 △ 川崎フロンターレ 0-0
第12節 〇 セレッソ大阪 1-0
第13節 〇 ファジアーノ岡山 0-1
今シーズン初めての連勝の勢いのまま、絶好調レッズを下し、暫定13位からのジャンプアップを目指します。
いざ敵地・埼玉スタジアム2002へ
パパ隊長の自宅からは、2時間以上掛かります。キックオフは15時ですが、今回は自由席ということもあり、7時過ぎの到着を目指し、5時前に自宅を出発です。
初の埼玉スタジアム2002であり、これまでにない”完全アウェイ”といった状況も楽しみのひとつです。電車でも居眠りすることなく、ワクワクしながら乗り込みます。
埼玉スタジアム2002にカンパイ!

予定通り、7時過ぎに到着することが出来ました。スタジアムを見て、「カッコイイねぇ!」と、家内が声を上げています。
この時間、レッズサポーターはほとんどいませんが、ヴェルディサポーターの行列が出来ています。最後尾に並び、まずは拠点となる陣地の確保に成功です。
スタジアム入場は12時半です。これから、長い待ち時間が始まります。


その後、スタジアムを一周して”探検”です。そして、10時になるとキッチンカーの販売が開始され、焼き鳥、ソーセージ、ピザと共に生ビールを流し込みます。
長いと思っていた待ち時間も、こうして楽しく過ごしていれば、意外に早く時間が過ぎています。
スタジアムへの入場開始!
12時半になると、ヴェルディサポーターの行列が動き始めます。
早朝から並んだ甲斐があり、余裕で席を確保することが出来ました。その後、生ビールでカンパイし、入場前に買っていた弁当で腹ごしらえです。その間、ピッチ上では、キッズの試合が行われています。


食後は、スタジアム内を”探検”します。ただ、アウェイ側サポーターがウロウロすることが出来る範囲は限られているようです。一部の血の気の多いレッズサポーターとの接触を極力減らすためでしょうか?
スタジアム全体が真っ赤の染まる
我々が入場した頃は、まだスカスカだったスタジアムです。しかし、キックオフの15時が近付くにつれ、レッズサポーターが増殖しています。そして、キックオフ前には、スタジアム全体が真っ赤に染まりました。
特にレッズ側ゴール裏は圧巻です。「THIS IS HOME」と描き出されたコレオグラフィーは、”敵ながらアッパレ!”といった感じです。この熱狂的なサポーター、シーンとさせたいなぁ…

レッズのキックオフで試合開始!

試合開始直後、ピッチ中央付近での展開が続いていましたが、徐々にレッズがボールを支配するようになっています。
そして、前半6分、試合開始早々に先取点を許すことになります。
ロングパスからドリブルで持ち込まれると、DF綱島選手のマークも振り切られてしまいます。そして、カットインからのシュートは、キャプテンMF森田選手の足をかすめ、ゴール右隅にボールが突き刺さっています。
直近のJ1リーグ戦5試合で1失点という堅守を誇っていましたが、早々に失点し、追い駆ける展開となっています。しかし、これまで複数得点(2点)を上げたのは2試合のみで、得点力不足とも戦うハメになりました。
レッズに圧倒される時間が続く…
先制点で試合のペースは完全にレッズが握っています。ヴェルディ陣内での展開が続き、防戦一方に追い込まれています。

ボールを保持しても、横パス、バックパスで前に進めることが出来ません。その挙句、パスミスやパスをカットされ、ゴール前に運ばれています。いつ失点してもおかしくない展開が続き、「前に行けよ!」と、見ていてもイライラしてきます…
そうした中、前半28分は守護神GKマテウス選手の神セーブ、前半29分はDF谷口選手のブロックで跳ね返し、ギリギリ持ち堪えています。

追加点を献上
前半31分、紙一重で何とか耐え忍んでいましたが、ついに追加点を許してしまいます。
CK(ショートコーナー)をクリアするも、そのこぼれ球のミドルシュートがヴェルディゴールを襲っています。すると、ブロックに入ったMF宮原選手にリフレクションし、そのボールがゴールに吸い込まれています。

一瞬、静まり返るヴェルディサポーターです。5万人をシーンとさせるはずでしたが、完全に逆の立場になってしまいました…
その後も、ヴェルディは息を吹き返すことなく、レッズの時間が続きます。そうした中、前半終了間際、DF千田選手が負傷し、ピッチの外に出ることになりました。
勝てる気がしないハーフタイム
レッズに”完全支配”されたとも言える前半が終了です。
これまで13試合で9得点(J1リーグ19位)と、極度の得点力不足に陥っているヴェルディです。勝つためには”3点が必要”という高い壁が立ちはだかっています。
しかし、これまでの展開、勝てるどころか、得点の匂いもしません。よく2失点で済んでいるといった感じです…
負けている以上、切り替えるしかありません。次の1点がどちらが取るかに掛かっています。これが勝負の行方を決めるので、全力で後押しするのみです!
ヴェルディのキックオフで後半開始!
ハーフタイムで、FW山見選手→MF齋藤選手、DF千田選手→MF翁長選手の交代カードを切ります。
すると、MF齋藤選手が機能し始めます。セカンドボールを拾い、ボールを保持する時間が長くなってきています。これまでよりも、レッズ陣内での展開が多くなり、ゴール前にボールを運ぶことが出来るようになっています。ただ、最後の仕事はさせてもらえません…

ヴェルディの時間が続くも…
前半とは見違えるように息を吹き返したヴェルディです。前半からこの戦いが出来ていれば、と思いますが、やっと五分に近い展開です。
そうした中、レッズゴールをこじ開けようと、MF新井選手→MF松橋選手、FW木村選手→FW染野選手、FW福田選手→FW川﨑選手といった交代カードを順次切り、攻撃的選手を投入です。

そして、ドリブルで突破、ゴール前にクロスを供給し、レッズゴールを脅かします。レッズDF陣の堅守もありますが、何しろシュートの精度が低く、決定機を作り出すことが出来ません。
DF谷口選手、レッドカードで退場!
後半28分、DF谷口選手がレッドカードで退場となってしまいました…
DFラインの裏に抜け出され、相手選手に後ろから腕を掛けて倒してしまいました。決定機の阻止で、一発退場です。一応、VARでオフサイドの検証も行われましたが、結果は覆りませんでした。

すると、このファウルからのフリーキックがヴェルディゴールを襲います。しかし、ここはゴールポストが”守護神”となり、何とか切り抜けることが出来ました。
後半から立て直し、追い上げムードの中、1点を取るために積み上げてきたものが、これで一気に水の泡と化した感じです。「あぁ、終わったか…」と思ってしまったパパ隊長です。
最後の猛攻も実らず…

10人となったヴェルディですが、それを感じさせない戦いを続けています。FK、CKで攻め立て、ペナルティエリア内での攻防も多くなっています。
ただ、2点差で1人多い状況を考えると、レッズが守備に重点を移したせいかもしれませんが…
そうした中、アディショナルタイムは7分が表示されています。

その4分が過ぎ、ゴール前に連続してボールを供給しています。そして、立て続けにヘディングシュートで決定機を作り出しますが、レッズGKが立ちはだかっています。
こうして、最後の反撃も虚しく、試合終了の笛を聞くことになりました。
負けたこと自体より深刻なDF陣
前半は圧倒され、後半は反撃に転ずるも決定機を作れず、”完敗”といった内容です。それでも、挨拶に来た選手・スタッフには、チャントと拍手を送り、鼓舞します。

こうして、ガックリと落ち込み、疲れ切った気持ちと身体で、長い長い帰路に就くことになりました。
しかし、今日の敗北より深刻なのがDF陣です。千田選手、林選手は負傷、谷口選手はレッドカードによる次戦出場停止です。3日後に行われるホームでの横浜FC戦にDF陣が足りません…
このピンチをチャンスと捉え、これまで出場機会に恵まれなかった選手たちに奮起してもらうしかありません。頼んだぞ!
敵地・埼玉スタジアム2002でレッズに屈し、5万人を超えるレッズサポーターをシーンとさせることが出来なかった今回の投稿については、これで終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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