こんにちは!パパ隊長です。
今回は、4月12日に行われたヴィッセル神戸との一戦についての投稿になります。
昨年、一昨年のJ1リーグチャンピオンでありながら、これまで8戦して2勝(16位)と、低迷しているヴィッセルです。対する我がヴェルディも、9戦して2勝(13位)で、勝てない試合が続いています。
お互いに、何としてでも3勝目を挙げ、下位からの脱出を目指す戦いです。
負けていない、ではなく、勝ててない…
グランパスに逆転勝利して以降、J1リーグ公式戦では、3戦連続ドローとなっています(緑の太字の試合はスタジアム応援)。
第6節 ○ 名古屋グランパス 2-1
第7節 △ 柏レイソル 0-0
第8節 △ FC東京 2-2
第9節 △ 横浜F・マリノス 0-0
結果だけなら、『負けていない』とも言えます。しかし、勝ちに値する試合内容でありながらのドローなので、『勝てていない』というのが現状です…
応援するしかない…
キックオフは15時です。
苦しい状況のヴェルディですが、”応援して勝つのみ”と気合を入れ、家内と次男は8時半に先発です。パパ隊長と長男はというと、散髪の後、先行入場の列で場所を確保していた先発隊に合流です。


その後、散歩しながら、まずはキッチンカーが開店する11時を待ちます。そして、イカ焼きと焼きそばをつまみに、生ビールを流し込みます。試合観戦・応援だけでなく、こういった時間も楽しく、待ち時間も苦になりません。
その後、『いきなりステーキ』の弁当を調達し、12時半、先行入場が始まり、ゴール裏自由席に向かいます。
『ヴェルディガスでんきDAY』
席を確保すると、いつものようにヴェルディヴィーナス💗との”儀式”に向かうパパ隊長です。その後、生ビールでカンパイし、『いきなりステーキ』で空腹を満たします。


また、今日は『ヴェルディガスでんきDAY』ということで、ユーザー限定の選手サイン会があります。家内と次男は、これに抽選で当選しています。選手は未発表なので、「選手、誰だろう?」と楽しみにしながら、向かっています。
すると、キャプテンMF森田選手(怪我で離脱中)とMF川村選手の登場です。もちろん、キャプテン参戦に大喜びの家内と次男です。家内が去年のアウェイでのサンガ戦の後、JR京都駅で一緒に撮った写真を見せると、「あっ!」と思い出してくれたそうです。

新加入のFW川﨑選手を鼓舞するチャント
14時になると、ヴェルディヴィーナス💗のチアダンスです。しかし、今回はアカデミーのキッズも一緒で、いつも以上に拍手を送って応援です。

その後、GK、フィールドプレーヤーの順にピッチに登場です。そして、いつものように選手のチャントで鼓舞します。
そうした中、今回は、ポルティモネンセSC(ポルトガルリーグ)から期限付き移籍で加入したFW川﨑選手がサブメンバーに名を連ねています。なので、「カワサキシュウヘイ カワサキシュウヘイ ゴール ゴール ゲットゴール」と、盛大にチャントとコールで歓迎します。
ヴェルディのキックオフで試合開始!
開始直後の前半2分、いきなりヴェルディサポーターの悲鳴が上がる瞬間が待っていました。
右サイドを突破され、クロスを上げられると、PA内中央にフリーのヴィッセル選手が走り込んでいます。しかし、シュートはヒットせず、僅かにゴールを外れてくれました。
いきなりの失点を覚悟した瞬間でしたが、シュートミスに救われました…

その後も、ヴィッセルの猛攻が続きます。ヴェルディ陣内での展開が多く、CKやクロスでゴール前に進入されています。何とか耐え凌ぐも、このままだと失点も時間の問題かも?
超決定機が訪れるも…
試合開始直後から、ペースはヴィッセルが握っています。しかし、カウンター攻撃を交えながら、徐々に反撃に転ずるヴェルディです。
すると、前半23分、ドリブルで持ち上がったFW染野選手がミドルシュートを放っています。しかし、ヴィッセルGKのファインセーブに阻止されてしまいました。

更に、前半32分、超決定機が訪れます。
最前線でロングボールを収めたFW木村選手が、PA内深くに進入しています。すると、後ろから倒されますが(完全なファウルで、PKじゃないの?)、すぐに立ち上がり、FW福田選手へ折り返しています。
直前のプレーで、ヴィッセルGKは引き出され、ゴール前にGKはいません。しかし、FW福田選手のシュートは、ゴールカバーに入ったヴィッセルDFのブロックにより、ゴールネットを揺らすことが出来ません…
幻の先制ゴール
こうした中、前半42分、ついにヴィッセルのゴールを割る瞬間が訪れます。
CKからのこぼれ球に反応したDF綱島選手が右足を振り抜き、ボールがゴールネットに突き刺さっています。

待ちに待った瞬間に、ヴェルディサポーターの興奮も最高潮です。タオルマフラーを振りながら、『アエアオ』の大合唱です。また、「ツナシマ ツナシマユウト ユウト お前は俺らの誇りさ ララーラ ララーラ ラーラーララ ツナシマ ツナシマユウトーーー」と、DF綱島選手のチャントが響き渡っています。

しかし、ピッチ上は選手が止まったまま、プレーが再開されません。そのうち、ビジョンに『VAR確認中』と表示され、結果はゴール取り消しです。CKの競り合いの中、DF綱島選手とGKの接触があり、それがファウルと判定されました。その瞬間、「あああぁ…」と溜息が漏れるヴェルディサポーターです。
その後、アディショナルタイムにも、シュートのこぼれ球に反応したのはDF綱島選手です。強烈なミドルシュートを枠内に放つも、GKのセーブに阻まれてしまいました…
ハーフタイム
それにしても、1点が遠い我がヴェルディです。
柏レイソル戦と横浜F・マリノス戦では、VARの末にオフサイドでゴールを取り消されています。その結果、勝利を手繰り寄せることが出来ず、勝ち星に見放されています。そして、今回、またしてもVARの軍門に下ってしまいました…
いかにもマズい展開ですが、”ゴールまであと一歩”と捉えるしかありません。ヴェルディヴィーナス💗のチアダンスで気持ちを入れ替え、”二度あることは三度ある”とならないよう、選手を後押しするのみです。

ヴィッセルのキックオフで後半開始!
開始早々の後半6分、ヴィッセルに先制点を許すことになっています。
センターライン付近での競り合いから、ボールを収めたのはヴィッセルです。すると、ドリブルとパスで一気にゴール前に運ばれています。そして、DF陣の裏にボールを通されると、その折り返しを押し込まれてしまいました…
喜んでいるヴィッセル選手を見て、「ん?何があった?」と思ってしまったパパ隊長です。これまで、ヴィッセルの攻撃を粘り強く耐え凌いでいましたが、一瞬でゴールを奪われてしまった感じです。

その後、リードしたヴィッセルのリズムが良くなり、ヴィッセルの時間が続きます。しかし、何とか攻撃を跳ね返し、追加点は許しません。
切り札・FW山見選手投入!
追い駆ける展開となり、後半20分、FW福田選手に代わり、切り札とも言えるFW山見選手を投入です。
その直後、スローインでプレー再開したボールが最前線へのスルーパスとなっています。すると、これに反応したのはFW山見選手です。ドリブルでゴール前に持ち込み、GKと1対1となっています。そして、至近距離からシュートを放つも、GKに跳ね返され、ここでも決定機を逃してしまいました…
ヴェルディサポーターの歓声が沸き上がった瞬間でしたが、最後は溜息に支配されています。
DF綱島選手、退場…
その後は、ヴィッセルがペースを握り続け、虚しく時間が過ぎていきます。
何としてもゴールが必要なヴェルディは、新加入のFW川﨑選手を含め、交代カードを切って打開を図ります。しかし、反撃の糸口を見付けることが出来ず、ヴェルディ陣内での展開が続いています。

そうした中、後半41分、ヴィッセルの攻撃に対応したDF綱島選手がファウルを取られてしまいました。前半、既にイエローカードを貰っていたので、これで累積2枚目となり、退場です。1点を追い駆ける中、攻守に大活躍のDF綱島選手を失うのは、痛過ぎます。しかも、次節は出場停止となるので、痛恨の極みです…
それにしても、このプレー、どう見てもイエローに相当するとは思えません。今日は、ファウル判定が悉くヴィッセル有利に流れています。勝てていないチームが劣勢だと、こうなってしまうのか?
アディショナルタイムに期待するも…
アディショナルタイムは6分が表示されています。1点をリードされた展開でのアディショナルタイムは、”ヴェルディ劇場”を期待してしまいます。
しかし、10人となったヴェルディに得点の匂いがしません。ヴィッセルに巧妙に時間を使われながら、ヴェルディ陣内に封じ込められています。

それでも、終了直前、ドリブルで仕掛けたFW川﨑選手がシュートを放って意地を見せます。しかし、ゴール枠を捉えることが出来ず、ここで万事休すです…
ドーンと暗い雰囲気の選手・スタッフ・サポーター

試合終了後、いつものように選手・スタッフがサポーターに挨拶に来ています。
勝てない試合が続く中、ホームでの無得点の敗北に、ガックリと落ち込むヴェルディサポーターです。しかし、一番苦しいのは、選手・スタッフのはずです。ここは歯を食いしばり、チームを信じ、チームを鼓舞するのみです。
今年は残留争いを覚悟か?
去年は10試合を終えた時点で1勝2敗7分、今年は2勝4敗4分、共に勝ち点10です。
去年6位だったこともあり、”低迷”しているように見えますが、ここまでは”通常運転”とも言えます。ただ、去年の12得点13失点に対し、今年は7得点12失点という得点の激減が、”低迷”を後押ししています。
全38試合中、10試合を消化しただけです。まだまだ巻き返すチャンスは十分に残っています。しかし、このまま決定力が上がらなければ、マジで残留争いを覚悟しなければなりません。
胃が痛く、血圧が上がりそうなシーズンは勘弁して欲しいなぁ…
昨年、一昨年のJ1リーグチャンピオン・ヴィッセルに屈し、暫定16位に沈んだ今回の投稿については、これで終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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