こんにちは!パパ隊長です。
前日の京都&奈良観光は前座とし、今回はメインイベントとも言える京都サンガF.C.との一戦についての本格投稿になります。
今年のアウェイ戦としては、日産スタジアム(vs 横浜F・マリノス)、味の素スタジアム(vs FC東京、ホームでもありますが…)に続き、サンガスタジアムは3戦目になります。前節、ホーム最終戦では、壮絶な打ち合いの末、川崎フロンターレに苦杯を舐めましたが、アウェイ最終戦は勝利で今年をシメたいと思います。
ということで、今年イチバンの気合を入れ、サンガスタジアムに乗り込むパパ隊長+3人衆です。
いざ、サンガスタジアムへ
起床は7時過ぎで、ホテルで朝食ビュッフェを平らげた後、10時前にチェックアウトです。
そして、まずは京都駅に向かい、荷物をコインロッカーに預けた後、JR嵯峨野線で亀岡駅を目指します。すると、電車は外国人観光客にほぼ占領されている感じですが、ヴェルディのユニフォームを身に付けたサポーターも見掛けることが出来ます。
その後、外国人観光客のほとんどは、嵯峨嵐山駅までに下車しているようです。すると、車内はほぼヴェルディサポーターの”緑一色”といった状況になり、テンションも一気に上がって来ました。
スタジアム周辺を探検!
キックオフは14時ですが、その3時間半程前に亀岡駅前にあるサンガスタジアムに到着です。
そして、まずは腹ごしらえをすることになる『かめきたサンガ広場』をひと回りし、グルメを物色しておきます。その後、サンガスタジアムを一周しながら探検し、最終的には、冷たい北風の当たらないアウェイ側入場口の近くのベンチに陣取り、日向ぼっこしながら時間を潰します。
その後、再び『かめきたサンガ広場』に向かい、生ビールと共にホルモン味噌焼きうどんで空腹を満たした後、いよいよサンガスタジアムに乗り込みます。
試合前はサポーターの応援合戦で盛り上がる
確保していた席に到着すると、サッカー専用スタジアムということで、スタンドとピッチが近く、それに興奮してしまいます。
そして、まずは生ビールを調達しておきますが、アウェイ側は北風をモロに浴び(アウェイの洗礼?)、そのうち雨が降り出しています。ビールの消費が全然進まず、いつまで経っても、ビールは冷たいままです。まるで、2月25日の横浜F・マリノスとの開幕戦の再来です。
それでも、アウェイ側は1600席ということもあり、こじんまりとした一体感があります(クリック合戦を勝ち抜いた猛者達です)。サポーターを半分に分け、どっちの声が大きいか、応援合戦で盛り上がり、キックオフに向けての準備は完了です。
ヴェルディのキックオフで前半開始!
冷たい雨と風の中(試合終了後まで続きました…)、ヴェルディのキックオフで試合開始です。
すると、試合開始直後はロングボール中心で、なかなかボールが落ち着かない展開が続いています。しかし、徐々にサンガがセカンドボールを拾うようになり、押し込まれる展開が続きますが、決定機は作らせません。
ヴェルディが攻め込まれていますが、サポーターのすぐ目の前で攻防が繰り広げられています。ホームの味の素スタジアムとは迫力が全然違います。
幻の先制ゴール…
前半15分、ロングカウンターからFW山見選手がドリブルで持ち込み、サンガのゴールネットを揺らしています。もちろん、ヴェルディサポーターの歓喜が爆発し、パパ隊長は家内とハグした後、周囲のサポーターとハイタッチで喜びを分かち合います。
そして、「やーまみひーろと ラーラララー やーまみひーろと ラーラララー」と、チャントが響き渡ります。
しかし、気分よくチャントを歌っていると、ビジョンに『VAR確認中』と表示されています。FW山見選手がトラップの際、ハンドがあったようで、ビジョンに映像が流されています。どう見てもハンドのようで、ゴールは幻となりました…
ただ、ゴールの期待は一気に膨らみ、取り消し後も、改めてチャントで盛り上がっています。
一進一退の攻防が続く…
直後の前半19分、ヴェルディの攻勢が続きます。
またしてもカウンターで抜け出したのはFW山見選手です。ドリブルで右サイドを駆け上がり、そのクロスにMF齋藤選手がミドルシュートでゴールを狙います。しかし、サンガGKのファインセーブにより、ヴェルディサポーターは溜息に包まれています。
すると、今度はサンガの逆襲です。
前半32分、CKからの混戦でのシュートがDF谷口選手の足を掠め、クロスバーを叩いています。また、続く前半35分には、右サイドを崩され、ペナルティエリア内から強烈なシュートを浴びせられます。しかし、ここは守護神GKマテウス選手のビッグセーブで、得点は許しません。
前半終了間際の猛攻
前半もアディショナルタイムに入ると、サンガがペナルティエリア手前でFKを獲得しています。しかし、直接ゴールを狙ったFKは、ゴール右に外れ、ピンチを切り抜けたヴェルディです。
その後、今度はヴェルディがドリブル、CK、クロスでサンガゴールに迫ります。そして、ほぼゴール前に釘付けにした波状攻撃が続いています。そうした中、MF翁長選手の絶妙なコントールショットもクロスバーを叩き、何とも遠い1点となっています…
ハーフタイム
お互いにゴールの匂いはしています。しかし、ギリギリの守備と運で得点とはならず、ヒリヒリとした展開のまま、ハーフタイムを迎えることになりました。
そして、「3点は取れたような…?」と思いながらトイレに向かいます。しかし、既に大行列になっていて、15分のハーフタイムのほぼ全部を費やし、後半開始直前に戻ることが出来ました。
サンガのキックオフで後半開始!
後半の立ち上がり直後は、前半終了間際の猛攻に続き、まずはヴェルディがペースを握ります。
そうした中、FW山見選手のスルーパスがペナルティエリア内のFW染野選手に繋がります。しかし、シュートはクリーンヒットせず、サンガGKにセーブされてしまいました。
徐々にサンガがペースを握り始めるが…
お互いに決定機を作るも、1点が遠い状況が続いています。
そして、その状況を打破しようと最初に動いたのはサンガで、選手交代のカードを切ります。すると、試合の流れが徐々にサンガに傾き始め、これまで以上に攻撃が活性化されています。
しかし、前節、フロンターレに5失点を喫したDF陣が、見違えるように立ち直ってくれています。DF陣の体を張ったブロックやクリア、守護神GKマテウス選手がヴェルディゴールに立ちはだかり、得点を許しません。
サンガが攻勢を強める
その後、ヴェルディも交代カードを切りながら、フレッシュな選手でサンガの攻撃に対応します。そして、カウンター攻撃でサンガゴールに迫りますが、歓喜の瞬間は訪れません。
その後、後半35分を過ぎると、ホーム最終戦での勝利に執念を見せるサンガの猛攻が続きます。
右サイドからのクロスにダイビングヘッドを合され、ゴール前の混戦からのシュートがヴェルディゴールを襲います。その度にヴェルディサポーターの悲鳴が上がりますが、僅かに枠を外れて、命拾いすることが出来ました…
”ヴェルディ劇場”に期待するも…
激闘が続く中、アディショナルタイムは5分が表示されています。
すると、”ヴェルディ劇場”での勝利を目指し、ヴェルディの時間が続くことになります。そして、残り2分、MF松村選手の右サイドからのクロスに、FW見木選手がループ気味のシュートでサンガゴールを狙います。しかし、ここでもサンガGKのファインセーブにゴールを割ることが出来ません…
この結果、スコアレスドローでタイムアップとなりました。
感謝の気持ちでいっぱい!
こうして、最終戦は引き分けとなり、14勝10敗14分で勝ち点『56』の6位で今シーズンを終えることになった我がヴェルディです。
今年1年、ヴェルディのサッカーで、楽しい時間を過ごすことが出来ました。なので、試合後、挨拶に来た監督・選手・スタッフに、感謝の気持ちのこもったチャントで応え、サンガスタジアムを後にします。
最後の最後で最高のご褒美
京都駅に戻って来ると、新幹線までの時間は、お土産やお弁当、飲み物の調達に費やします。
その間、散歩していた長男・Y太が大興奮で戻って来て、MF松橋選手と一緒に撮った写真を見せてくれました。すると、今度はキャプテンMF森田選手を見付け、2人で駆け付けます。更に、守護神GKマテウス選手を見付けると、「おおおっ!」と叫び声を上げ、ここでも一緒に写真撮影です。
その後、お土産を買った家内が戻って来たので、先程撮った写真を見せると、「えっ!?」とビックリしています。なので、ホームに向かった旨を教えると、”肉食女子”と化し、猛ダッシュしています…
その甲斐はあったようで、キャプテンMF森田選手、MF齋藤選手、DF谷口選手、DF千田選手と写真を撮ることに成功したようです。そして、選手達が乗った新幹線を見送った後、満面の笑みで戻って来ました。
これだけで今回の遠征の元が取れました。また、今年1年の応援が報われた瞬間で、最高のご褒美を貰うことが出来たと思っています。
この後、我々も19時16分の新幹線に乗り、最高に楽しかった週末も幕を閉じることになりました。
京都&奈良遠征を堪能した今年のJ1最終戦についての今回の投稿は、これで終了になります。また、『東京ヴェルディ観戦記2024』としての投稿も終了です。来年は、『東京ヴェルディ観戦記2025』か?
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
|