こんにちは!パパ隊長です。
今回は4月25日(木)~27日(土)に山梨県・静岡県で開催された『Mt.FUJI 100』についての投稿になります。
FUJI100mil(166.6Km)とKAI70k(69.4Km)のカテゴリーがあり、パパ隊長が参戦したのはFUJI100milです。この大会は、以前は『Ultra Trail Mt.Fuji(UTMF)』という名称でしたが、今回から『Mt.FUJI 100』に変更されています。また、今回は世界32ヶ国のランナーが参戦していて、日本最高峰の100マイルレースと言える大会です。
ちなみに、パパ隊長は2019年の大会に参戦したことがあります。その時は、114Km地点の忍野エイドに到着した時点で、降雪によりレースが打ち切りになりました。結果としては、忍野エイドまでの”完走”という扱いでしたが、100マイルの完走を目指していた以上、悔しい結果でしかありませんでした。
その時の悔しさを晴らすと共に、100マイルレース初の完走を目指し、今回のレースに挑むことになります。
出陣!
前日の4月24日は、22時半頃に就寝し、ぐっすりと眠り、いつも通りの5時20分に起床です。しかし、昨晩の夕食を飲み食いし過ぎたせいか、胃が重い感じがしたので、朝食後に胃薬を飲んでおきます。
車に荷物を積み込んだ後、出発は6時40分で、完走することを誓い、家内に見送られて出発です。そして、自宅を出発すると、特に渋滞もなく、7時40分に談合坂SAに到着し、ここでゆっくりと休憩(約1時間半)した後、改めて受付会場の富士北麓公園を目指します。
富士北麓公園で受付
9時50分、富士北麓公園に到着すると、ゴール地点となる富士山の銘水スタジアムを通り抜け、体育館で行われている受付に向かいます。そして、ナンバーカード引換証と運転免許証を見せ、ナンバーカード、計測チップ、ドロップバッグ用の袋、参加賞等を貰い、早々に受付が終了です。
ちなみに、今回は必携品のチェックは行っていないようで、その代わり、レース途中に抜き打ちでチェックがあるかもということです。もちろん、ルールに従って必携品は持って行きますが、関門時間に追われている時は、さすがに勘弁して欲しいなぁ…
その後、富士山の銘水スタジアムに戻ると、プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんがいたので、握手をして、一緒に写真を撮って貰いました。その後、ブースを巡ってブラブラした後、お腹も空いてきたので、「必ずここに帰って来るぞ!」と思いながら、富士北麓公園を後にします。
駐車場で至福の時間を過ごす
昼食はココイチで手仕込みささみカツカレーを平らげ、念の為に胃薬を飲んでおきます。そして、食後はコンビニでコーヒー・スパゲッティ・おにぎり2個を調達です。
こうして、富士山パーキングに到着したのは、12時前です。まずは、ナンバーカードや計測チップを取り付け、荷物をザックやドロップバックに詰め込んだ後、ブラブラと散歩をして、周囲を探検です。
その後、車の中でコーヒーを飲みながらゴロゴロ過ごし、友達にLINEで連絡しておきます。その間、窓を開けていると気持ちの良い風が吹き抜け、ウトウトとまどろみながら、至極の時間を堪能です。ちなみに、これが最後の睡眠となりました…
その後、18時半過ぎからスパゲッティで夕食済ませると、両膝にテーピングを貼り、足に保護クリームを塗った後、着替えを済ませます。また、ソフトフラスクに水と麦茶を補給し、ザックへの最後の詰め込みを終えたので、手で持ち上げてみると、かなり重く感じます。これで大丈夫なのか?
富士山こどもの国へ
スタート地点の富士山こどもの国に向かうバスの受付開始は19時半からです。この時間に合わせ、ザックを背負い、ドロップバックを持ってバス乗り場に向かいますが、背負うとザックは軽く、先程手で持ち上げた時のような重さは感じません。
その後、バスに乗り込むと、19時50分に出発です。そして、バスは順調に走り、20時40分過ぎ、富士山こどもの国に到着です。
パパ隊長は第4ウェーブのスタート
こうして、スタート地点に到着しましたが、第4ウェーブのスタートの0時半まで4時間近くあり、ここからが長かった…
ちなみに、今回はITRA(国際トレイルランニング協会)のパフォーマンスインデックスにより、実力の高い順に第1ウェーブから割り振られていて、下記の時刻にスタートすることが決まっています。ただ、ゴールの関門時間は一律に4月27日21時です。なので、パパ隊長の制限時間は44時間半で、スタート前から既に30分ロストした状態です…
・第1ウェーブ:4/26 0:00 →招待選手、有名選手が集う激戦区
・第2ウェーブ:4/26 0:10
・第3ウェーブ:4/26 0:20
・第4ウェーブ:4/26 0:30 →パパ隊長はこの底辺からスタート
スタート前
富士山こどもの国では、特にすることもなく、座り込んだり、寝転んだり、ただ時間が過ぎるのを待つだけです。途中、トイレに3回向かいましたが、その度に行列が長くなり、3回目は40分待って、やっとトイレに辿り着きました。
3回目のトイレを済ませると(ドロップバッグは最後のトイレの前に預けておいた)、第1ウェーブがスタートする0時直前になっていて、おにぎりと大福を補給後、有名ランナーが集う第1ウェーブのスタートを見守ります。
スタートエリアへ
その後、第2ウェーブがスタートし、第3ウェーブがスタートエリアに並ぶと、その後ろに我々第4ウェーブのランナーも続き、先頭から5m程の上位に陣取ることになりました。
その後、第3ウェーブがスタートし、そのままスタートライン前まで移動です。すると、「前座が終わりました!」と言うMCの声で盛り上がり、大会会長で世界的なプロトレイルランナーの鏑木毅さんが最後尾からスタートするということで、更に歓声が大きくなっています。
こうして、10秒前からカウントダウンが始まり、待ちに待ったこの瞬間がやって来ました!
この先もまだまだ長いので、今回はここまでとし、数回に分けてレースの様子をお伝えしたいと思います。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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