新年挨拶「We are just taking off −我々は今、離陸したところである−」
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投稿者 | Kazushi |
〓全社員への新年の挨拶より〓
We are just taking off −我々は今、離陸したところである−
新年 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。
さて、昨年ですが皆様の努力とご協力により当社は売り上げ、利益ともにここ10年では最高の成績を上げることができました。改めて御礼申し上げる次第です。
私は東北の震災の前年、2010年に社長に就任しました。早いもので今年は10年目に入りますが振り返ると感慨深いものがあります。
就任当時、当社は決して良い状況ではありませんでした。 もちろん当時においても無借金経営で倒産するような可能性は皆無でしたが、決算は税務上赤字の上、深刻なプロジェクトも抱えまた各種引当金も不十分で経営基盤は脆弱なものでした。 会社として「次のステージ」に進むにも、このような経営基盤では無理と感じていた次第です。
ここ10年、会社は増収増益基調を続けており、またプロジェクトの管理体制も整い最近5年は目立った問題プロジェクトも発生していません。 必要な引当金も積み終わり、またISOの取得や資格取得支援制度、社員ブログ等「会社が進化を続けている」強い実感があります。 この進化が、会社の売り上げ、利益に結びついていることは間違いありません。 まさに「次のステージに進む」基盤が出来上がったと言っても良いと思います。
さて、今年からの5年が当社にとってさらに重要な年となります。 皆様も認識されているように、ITの進化と共に社会は劇的に変っていきますが、その中心に当社は位置していると思います。 話は変わりますが、企業は儲かれば良い、給与、賞与を払い、株主に配当していれば良いというものではありません。 企業には社会的使命、ミッション、があります。 当社のミッションを一言で言えば「ITによって作られる社会を作り、支える人材の供給」であると確信しています。 当社はこれをミッションとしてさらなる進化を目指します。
現在、この業界は極端な人手不足、人材不足となっています。 同業、特に外資系の大手同業者は財力をもって「出来上がった人材を引き抜く」ことによる成長を計っていますが、当社は上記の理念およびミッションによりこれらとは一線を画して「人を作る」ことを中心に考えていきます。 プロ野球で言えば財力によってスターを集める巨人型ではなくスターを作る広島型です。 キャリア採用もこれから本格的に展開してまいりますが、出来上がった人材というより可能性のある人材を採用して育てていきます。
コムコという会社に入社すれば働きながらスキルが身につく、このような企業文化が作られ広く知られるようになれば人は自然に集まってきます。 IT業界の発展により当社を取り巻く環境は将来ともに明るいことに間違いありません。 皆様におきましては、健康に気をつけて今年一年頑張って頂ければと思います。
橋本有史
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タグ: 2020年新春, Taking off, メッセージ