こんにちは!パパ隊長です。
今回は、7月20日に行われたFC町田ゼルビアとの”東京クラシック”についての投稿になります。
去年は屈辱のシーズンダブルを喫しましたが、今年のアウェイ戦は0-1で勝利を納めています。もちろん、ホームでも勝利を挙げ、去年味わったシーズンダブルの”屈辱返し”の絶好のチャンスです。
また、ここで勝ち点『3』を積み上げ、残留争いに巻き込まれないためにも、重要な一戦です。
J1リーグ戦再開
日本代表のE1選手権で中断されていたJ1リーグ戦ですが、2週間ぶりに再開です。ちなみに、我がヴェルディからは、DF綱島選手が日本代表に初選出され、中国戦で見事なパフォーマンスを見せてくれました。
前々節、ホームで川崎フロンターレを撃破して以降、負けていない我がヴェルディです(緑の太字の試合はスタジアム応援)。
第22節 〇 川崎フロンターレ 1-0
第23節 △ 名古屋グランパス 0-0
天皇杯 〇 サガン鳥栖 0-1
今回は公式戦6連勝で乗り込んで来るゼルビアが相手です。マズいタイミングでの対戦ですが、これに勝利すれば、イッキに上昇気流に乗ることが出来るはずです。
猛烈に暑い…
今回も、先行入場の入場順を決める抽選の始まる12時半に合わせ、自宅を出発です。
しかし、自宅を出た瞬間、猛烈な暑さに見舞われています。駅まで歩いただけで、ビールを飲みたくなってきました…
その後、味の素スタジアムに到着すると、今回の抽選番号は『232』です。前々回『4』、前回『88』と、徐々に後退しています。しかし、まだ半分より前(多分、最後尾は『600』)を確保しています。
緑!緑!
13時15分になると、『201』~『300』のエリアで、木陰になっている場所を確保します。そして、すぐにフードコートに向かい、昼食とクラフトビールの買い出しです。

家内はヴェルディグリーン、パパ隊長はデュッセルドルフアルトで、待ちに待ったカンパイです。ゴクゴクと喉を潤し、最高の瞬間です。
また、家内は夏休みということで、前日、髪を緑色に染めました。小学校の講師をやっていて、校長先生に許可も貰っています。天下御免の緑色ということで、染めたのはパパ隊長です。まぁ、いつもは白髪染めですが…

アカデミーの親善試合

15時半になると、スタジアムへの入場が始まります。そして、いつもの場所を確保すると、すぐにヴェルディヴィーナス💗の皆さんに会いに行きます。
その後、『いきなりステーキ』の買い出しに向かい、生ビールを追加します。暑さのせいか、その後も生ビールを2杯追加し、お腹がパンパンです…

その間、ピッチ上では、ヴェルディとゼルビアのアカデミー(U-12とU-11)による親善試合が行われています。ピッチを半分ずつ使い、試合が進むにつれ、チャントも盛り上がっています。
U-12は4-1でヴェルディの勝利、U-11は1-2でゼルビアの勝利となり、試合後は、ラインダンスで健闘を称えます。

FW新井選手のサインボール獲得!

17時前からは、ヴェルディヴィーナス💗のチアダンスに、いつも通り拍手を送るパパ隊長です。
チアダンスが終わると、選手がウォーミングアップで入場しますが、その際、サインボールを投げ入れています。それを狙って最前列付近に”出張”していた次男が、FW新井選手のサインボールを手に入れ、意気揚々と戻って来ました。これで4つ目の獲得となり、かなりの確率で手に入れている模様…

その後、キッズダンスの親子と家内の同僚のフィリピン女子が友達を連れて合流しています。それにしても、”ヴェルディ仲間”が増えてきました。中には、全く素性を知らない人もいます。
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
WEリーグの2025/26シーズン開幕(8月10日)に向け、日テレ・東京ヴェルディベレーザが来場してくれました。
そして、なでしこジャパンのレジェンド・岩清水選手の挨拶です。ヴェルディサポーターも2連覇を期待し、「ベレーザ、オレ!」と、チャントで鼓舞します。

パパ隊長としては、ずっと前から思っていたことがあります。
ヴェルディとベレーザでダブルヘッダーをやってくれないかな?サポーターとしての視点では、メリットしか感じられません。何か、大人の事情があるのかな?
是非とも実現して欲しいと思っています!
ゼルビアのキックオフで試合開始!
出足鋭く、球際で負けることなく、ボールを支配し、試合開始直後からゼルビア陣地に攻め込むヴェルディです。
また、ゼルビアが得意としているのは、セカンドボールの回収です。しかし、ここもヴェルディがボールを拾い、ゼルビアに反撃を許しません。
「ゼルビアは調子が悪いのか?」と思う程、あの強いゼルビアを圧倒しているヴェルディです。

FW染野選手3連発、いや不発…
そうした中、FW染野選手に決定機が訪れます。
前半11分、MF翁長選手のクロスに合わせたシュートがゼルビアゴールを襲います。しかし、ここはゼルビアGKのファインセーブに阻まれてしまいます。
前半13分、今度はMF松橋選手のクロスです。フリーで合わせたシュートですが、ゴール左に外れてしまいました。決定的なチャンスでしたが、頭を抱えるFW染野選手とヴェルディサポーターです。
前半37分、再びMF松橋選手のクロスに、今度はヘディングシュートで狙いますが、ゴール上に外れています。
「そめの オーレー そめの オーレー そめの オーレー オーレー」と、得点の期待を込め、その都度チャントが響き渡っています。
負ける気がしない…

こうして、ヴェルディが試合を支配する時間が続いています。ただ、なかなかゴールをこじ開けることが出来ません…
前半23分、ゼルビアのFKがヴェルディゴールを襲っています。しかし、守護神GKマテウス選手がガッチリとキャッチし、完全にシャットアウトです。
ゼルビアにとって、これが前半唯一のシュートでした。

ちなみに、この試合で、守護神GKマテウス選手はヴェルディGKとして、リーグ戦歴代最多出場を達成したそうです。
そして、前半41分、MF齋藤選手がミドルシュートを放っています。ゴール枠を捉えた強烈なシュートでしたが、ここもゼルビアGKのファインセーブに阻まれています。ここも惜しかった…
ゼルビアを圧倒してハーフタイム
ヴェルディはシュート7本、ゼルビアは1本です。ポゼッションもほぼ6割で、試合を支配し続けていました。失点する気配は全く感じられず、強いゼルビアを圧倒した前半でした。
ただ、ホントはFW染野選手のハットトリックの3-0で迎えたはずのハーフタイムです。「後はFW染野選手が決めるだけ!」という思いと共に、ヴェルディヴィーナス💗のチアダンスに拍手を送ります。

ヴェルディのキックオフで後半開始!
フロンターレ戦でも見せた”PSGキック”を、今回もやっています。
狙い通り、敵陣奥深くのタッチラインを割り、ゼルビアのスローインにすることが出来ました。しかし、ロングスローを武器にするゼルビアに挽回されています。それでも、そのボールを奪うことが出来たので、大成功ではないが、失敗でもなかったような…?
前半より強度を上げたゼルビアです。しかし、ペースは渡すことなく、一進一退の攻防が続くようになっています。
試合中断
そうした中、後半8分、ハーフウェイライン付近の空中戦をDF綱島選手とゼルビアFW西村選手が競り合い、頭同士が激突しています。
両者とも暫く立ち上がれず、長い中断となっています。その後、DF綱島選手は試合に復帰しましたが(そのまま試合終了までプレイ)、FW西村選手は交代することになっています。

前節も脳震盪の症状で交代していたようで、E1選手権の日本代表を辞退したFW西村選手です。敵チームとはいえ、万全のコンディションでピッチに戻って来て欲しいと思います。
痛恨の失点…
試合が再開されましたが、この中断でヴェルディの良かったリズムが乱れたような感じです。
後半18分、ゼルビアが得意とするロングスローからのこぼれ球を、ボレーで決められてしまいました。圧倒的に支配しながら、一瞬のスキというか、痛恨の失点です。この瞬間、ヴェルディサポーターのチャントの声量も落ち、溜息が聞こえています…

更に、後半36分、ゼルビアのCKです。それに合わせたヘディングシュートがヴェルディゴールを襲っています。しかし、クロスバーを叩き、事なきを得ました。
試合を通して、危なかったシーンといえば、この2回ぐらいしか思い浮かびません。
ヴェルディの猛攻!
後半38分頃からヴェルディの猛攻が続くようになります。ゼルビアゴール前に釘付けにし、圧倒的に攻め込む状況が続いています。

しかし、ゼルビアGK、DF陣が立ちはだかり、セーブやブロックで跳ね返されています。それでもセカンドボールを拾い、波状攻撃を仕掛けますが、”最後の一手”を決め切れません。
そうした中、アディショナルタイムは10分が表示されています。

”ヴェルディ劇場”には十分な時間が残っています。なので、これまで以上にゴールを期待し、チャントにも力が入ります。しかし、ゼルビアの堅守を突破出来ず、試合終了の笛を聞くことになりました。
疲れた…
ガックリと座席に座り込むパパ隊長です。イッキに疲労感がピークとなり、ヴェルディサポーターも静まり返っています。
その後、激闘を終えた選手・スタッフがゴール裏に挨拶にやって来ました。サポーターも悔しいですが、それより遥かに悔しい思いをしているはずです。

”東京クラシック”での敗北にブーイングするサポーターもいますが、それはほんの一握りです。大半のサポーターは、チャントで鼓舞し、選手・スタッフを見送ります。
得点出来ない…それが全て
シュート15本を浴びせるも無得点のヴェルディです。対するゼルビアは6本で、”試合に勝って、勝負に負けた”とも言える内容です。
まぁ、この試合内容で勝てないのがヴェルディの実力、勝ち切るのがゼルビアの強さということか…
これまでJ1リーグ戦24試合で15得点です。J120チーム中19位という”得点力不足”です。0点だと、負けることはなくても、絶対に勝つことがないのがサッカーです。とにかく、ここを何とかしないと、残留争いに巻き込まれるのも時間の問題です。
この夏の移籍期間、点の取れるFWの補強が絶対に必要だよな…
次戦は”裏天王山”
暫定16位に転落した我がヴェルディです。そして、ヴェルディより下位のチームと勝ち点は下記のようになっています。
16位(勝ち点『28』) 東京ヴェルディ
17位(勝ち点『23』) 湘南ベルマーレ
18位(勝ち点『21』) 横浜F・マリノス
19位(勝ち点『19』) 横浜FC
20位(勝ち点『19』) アルビレックス新潟
幸いなことに、全て直接対決が残っています。要するに、自力で残留を勝ち取るチャンスは残っているということです。
次戦は8月9日、ホームで横浜F・マリノスを迎え撃つ”裏天王山”とも言える一戦です。残留に向けての大一番で”絶対に負けられ戦い”であることは、言うまでもありません。ここから残留に向け、試練の戦いが幕を開けることになりそうです…
ホントは3-1で勝利し、ゼルビアにシーズンダブルの”屈辱返し”のはずでした。しかし、0-1で”得点力不足”という現実を見せ付けられた今回の投稿は、これで終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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