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志賀高原100 ~2025~【PART4】



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投稿者 パパ隊長

こんにちは!パパ隊長です。
貯金を吐き出しながらも、約10Kmで1100m以上の標高差を登ることになる最凶の強敵を捻じ伏せ、奥志賀エイドに到着した前回の投稿の続きになります。
そして、下記が今回パパ隊長が参戦する『志賀高原100』(55Km)のコースマップになります。
『志賀高原100』(55Km)のコースマップ

※地理院タイルにコース・エイド等のレース情報を追記して掲載

 

最終決戦へ

ゴールまでは9Km、残り時間は2時間14分です。普通なら全く問題ありませんが、脚が攣りまくっているこの状態で、果たして制限時間内に到着することが出来るのでしょうか?
奥志賀エイド出発後は舗装されたロードの下りが続く…

奥志賀エイドを出発すると、暫くは舗装されたロードの下りが続きます。
走ることが出来るような場所は、なるべく走り、少しでも時間を稼いでおかなければなりません。ただ、下りを走っていても、先程の続きで、ハムストリングがピクピクする時があり、速歩きに切り替えて対応します。

 

トレイルは緩やかな登りが続く…

最初のロードが約1.3Km続いた後は、トレイルに踏み込みます。
そして、ここからは緩やかな登りに切り替わります。スタート直後の上信越自然歩道のような感じのトレイルが続き、基本は歩きですが、時々走ってみます。
トレイルに踏み込むと、緩やかな登りに切り替わる
走ると脚は十分に動き、前への推進力もある

すると、脚は十分に動き、結構スピードに乗って、前への推進力もあります。4月の『Mt.FUJI 100』、5月の『彩の国』に備えての長距離練習の成果か、脚自体はまだ十分な余裕がある感じです。
ただ、向う脛とハムストリングがピクピクし、時にはピキッと強めの痛みが貫き、長続きしません。これまでの経験上、レースが終わらない限り、この状態から解放されることはないということも理解しています。

 

”完走”への希望が膨らむ

その後も、このトレイルが続いている間は、急勾配の登りはありません。緩やかな登りと、ほぼ平坦なルートを進んで行くことになります。
残り5Km、”完走”への希望が膨らむ

その間、何度も何度も繰り返しスマホの地図アプリを確認し、その度に残りの距離と時間を計算しています。そうした中、徐々に制限時間内にゴール出来る目途が立つようになり、”完走”への希望が膨らんでいきます。
こうして、ゴールが近くなると、コース上に完走を後押しするようなメッセージボードが建っています。その中で、『そこで止まると志賀高原ビールが遠のく』というメッセージボードがありました。「あぁ、キンキンに冷えたビール飲みてぇ…」と思いますが、今回は車での参戦です。家に帰るまでは呑むことが出来ません…
『そこで止まると志賀高原ビールが遠のく』

 

『これが本当に最後の登り!!』

雑魚川に沿って広がる湿原地帯の木道へ
雑魚川に沿って広がる湿原地帯の木道を過ぎると、今朝走ったファミリースキー場のコースに合流します。この区間、最大の急勾配に挑むことになり、『これが本当に最後の登り!!』というメッセージボードが建っています。
『これが本当に最後の登り!!』

そして、これまでよりも急勾配になったことにより、今度は向う脛が攣りそうになっています。しかし、脚は十分に動き、極端にペースダウンすることなく、登って行くことが出来ています。
すると、この辺りから、スタート/ゴール地点のMCの声が聞こえるようになっています。

 

さすが100Km優勝者

100Km優勝者に抜かされた…
そうした中、ゴールの手前1Km付近で、後ろから登りを走って追い抜いて行くランナーがいます。

ナンバーカードを見ると、我々55Kmより2時間半前にスタートした100Kmのランナーです。どうやら優勝した選手だったようで、やはり別格といった走りです。とにかく、登りも下りも歩くことなく、走り続けています。

 

ゴーーーーール!

こうして、最後のスキー場の試練を突破すると、残すはゴールゲートを走り抜けるのみです。
残すはゴールゲートを走り抜けるのみ
一旦ゴールゲートの手前で立ち止まり、写真を撮った後は、残った力を振り絞り、ダッシュでゴールを目指します。そして、MCの紹介の声を聞きながら、最後は両手を広げ、ゴールゲートを駆け抜けます。

10時間18分1秒、スピードレースによる痙攣に大苦戦しましたが、久々に”完走”という称号を手にすることが出来ました。

距離 目標タイム 実績タイム  
スタート(一の瀬駐車場) 1A 林道入口 14Km 2時間06分00秒 1時間52分11秒  
1A 林道入口 10分00秒 6分01秒  
1A 林道入口 2A 竜王 18Km 2時間42分00秒 2時間19分36秒  
2A 竜王 15分00秒 21分50秒  
2A 竜王 3A 奥志賀 14Km 3時間30分00秒 3時間50分33秒  
3A 奥志賀 15分00秒 15分51秒  
3A 奥志賀 ゴール(一の瀬駐車場)  9Km 2時間01分00秒 1時間31分59秒  
スタート ゴール 55Km 10時間59分00秒 10時間18分01秒  

 

ゴール後は?

ゴールゲートを駆け抜けたポーズで記念写真!
ゴール後は、ナンバーカードから計測チップを外して貰い、スタッフにゴールゲート前で記念写真を撮って貰います。

その後、完走証を貰い、家内にLINEで報告です。また、竜王エイドから前後しながら走っていた女子ランナーもゴールしていて、お互いに写真を撮り合います。
久々に手にした完走証

こうして、預けていた荷物を回収すると、志賀グランドホテルに向かいます。そして、今日一日の汗を流し、露天風呂に浸かります。まったりとした最高の時間を過ごすと、身体がイッキに軽くなったような気がします。

 

COOLishが最高の御馳走

駐車場に戻って来たのは、18時半前です。
まずはCOOLishを食べたくて、一番近いと思われる道の駅・北信州やまのうちの向かいにあるコンビニを目指します。そして、志賀高原から下界へとイッキに下ると、ノンアルビールとCOOLish2個を調達し、喉を潤しながら、空腹を満たします。
最近、レース後は、COOLishが最高の御馳走となっています。

 

寝床は上信越道・東部湯の丸SA

ちなみに、今日は我がヴェルディが19時からアウェイでの名古屋グランパス戦です。高速に入るまでは、信号で停まる度に、スマホで試合経過を確認しながら、ヴェルディの応援です。
その後、信州中野ICから上信越道に入り、東京方面を目指します。まだまだ余裕がありましたが、眠くなる前に東部湯の丸SAを寝床と決め、20時15分に到着です。

 

我がヴェルディは引き分け

ヴェルディの途中経過を確認しながら、たぬききつねそばで夕食です。
その後、トイレと歯磨きを済ませ、車の中でヴェルディの結果(引き分けで勝ち点『1』を積み上げる)を確認し、横になります。
ただ、疲れているはずなのに、”爆睡”といった感じではありません。前日と同様に、ウトウトしながら何度か目が覚めるパターンを繰り返し、いつの間にか寝落ちしたようです…

 

勝利の凱旋!

翌朝は4時半前に目が覚めてしまいました。なので、そのまま渋滞のない上信越道→関越道→圏央道→中央道を走り抜け、自宅を目指します。そして、7時半前、無事自宅に到着することが出来ました。
MAGMA ATHLETE BARLEYとガスター10の投入が功を奏したのか、前回の『彩の国』に続き、今回も胃のトラブルとは無縁でした。なので、次回以降も、十分に戦える手応えを掴むことが出来た感じです。
次戦は10月の『ハセツネCUP』です。ここで連勝を決め、是非とも来年の『Mt.FUJI 100』のエントリー条件を満たしたいと思います。

 

 

『志賀高原100』に参戦し、脚が攣りまくりながらも、6戦ぶりにトレイルレースで完走を果たした今回の投稿は終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



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