こんにちは!パパ隊長です。
夜が明け、これまでに蓄積されたダメージで、徐々に歩く時間が多くなる中、活き活き広場エイドで家族の応援に力を貰った前回の投稿の続きになります。
※地理院タイルにコース・エイド等のレース情報を追記して掲載
本格的に猛暑との戦いが始まった…
活き活き広場エイドを出発し、最初の住宅街を抜けると、ここからゴールまでは、国道139号線・国道138号線に沿ったルートを進むことになります。
雲が多く、太陽が隠れている時間も長いですが、一旦陽射しを浴びるようになると、一気に暑さがうなぎ上りです。そうした中、コンビニを見付けたので、COOLishを買い、身体の内部から冷却です。
諦めなければゴールか?
ここまでコツコツと貯め込んだ貯金も1時間20分程となり、ゴールまでの17.5Kmを4時間20分以内に走れば完走という状況になっています。普通に考えれば、途中で諦めたりしなければ、確実にゴール出来ることは間違いありません。
なので、この区間は2時間55分を目標としていましたが、ムリをしてそのペースを刻む必要もないと思うようになってきました。すると、走り続けようと思う気持ちも潰え、走ったり歩いたりを繰り返すようになっています。
またしても土砂降りでずぶ濡れ
こうして、一匹狼で淡々と距離を刻みながら進む時間帯が続いています。そして、浅間神社の近くで、自販機でバナナ・オ・レを買うと、それを飲み終わった直後に土砂降りに見舞われてしまいました。せっかく乾いていたのに、再びずぶ濡れですが、陽射しに晒され、かなり暑さを感じていたので、これでヒンヤリとし、息を吹き返したような気もします。
『道の駅・富士吉田』付近までやって来ると、その辺りの信号を先頭に、国道139号線がかなり渋滞しています。なので、パパ隊長のゴールに間に合うように家内にLINEで交通状況を伝えておきます。すると、本栖湖の遊覧船に乗った後、吉田うどんを食べている旨の返信が来ました…
家内が渋滞に捕まり、なかなか追い付けない…
『道の駅・富士吉田』から先は、登りが続くようになり、この頃から雨も上がってきました。既にゴールは目の前であり、歩いても間違いなく完走出来るので、淡々と歩きながらゴールを目指す状況です。
ゴールとなる『紅富士の湯』が近付くと、またしても国道138号線が渋滞しています。再び、家内にLINEで交通状況を伝えると、暫くして、「パパ発見!」というメッセージが来ました。
しかし、案の定渋滞に捕まったようで、「渋滞で追い付けない」というメッセージが続いています。後ろを振り返ると、確かに車を確認することが出来る距離まで来ています。なので、是非ともゴールの瞬間を一緒に堪能したいと思い、これまで以上にペースを落とし、家内が追い付くのを待ちながら進みます。
ゴーーーーール!
その後、何とかパパ隊長を追い越すことが出来たので、先にゴール地点の『紅富士の湯』に向かう車を、手を振って見送ります。そして、パパ隊長も最後の力を振り絞り、歩きから走りに切り替え、ゴールへと向かうことにします。
こうして、『紅富士の湯』の駐車場に入ると、先に到着していた家内・長男・次男が、ゴールの手前で待ってくれています。「最後は走って一緒にゴールしよう!」と声を掛け、4人で手を繋いで横一列になり、ゴールへと向かいます。
そして、4人揃ってゴールゲートを潜ると、15時間59分20秒、120位という成績でレースを終えることが出来ました!
まずは『紅富士の湯』で汗を流す
ゴール後は、家族4人揃って、ゴールゲート前で記念写真を撮って貰いました。その後、預けていた荷物と記録証を受け取り、スイカを1切れ食べた後、次男と共に『紅富士の湯』に向かいます。その間、家内と長男は車で待つということで、二手に別れます。
温泉は多くの観光客もいて、結構混んでいます。ただ、歩き方や歩いているスピードを見ると、100Kmを完走したランナーか、観光客かの区別は簡単に出来ます。
そして、汗を流し、脚をマッサージしながらのんびりと露天風呂に浸かり、心身共に癒された後、パパ隊長はコーヒー牛乳、次男は牛乳のイッキ飲みで喉を潤します。
その後、お土産を買いたいと思いましたが、脚を引き摺りながらお土産を物色する気力もなく、真っ直ぐ車に向かいます。その途中、次男が”介護”してくれています…
家族と合流し、自宅へと向かう
待っていた家内と長男に合流すると、家内の運転で自宅へと向かいます。山中湖ICから東富士五湖道路に入ると、レース中には縁のなかった富士山を眺めることが出来るようになっています。
その後は、土曜日の夕方ということもあり、中央道はいつものように渋滞しています。パパ隊長は車に乗った直後から眠くなり、ずっとウトウトしながらの至福の時間を過ごすことが出来ました。
そして、中央道・国立府中ICで高速道路を下りると、近くの中華料理店に立ち寄ります。もちろん、ビールで喉を潤しながら空腹を満たし、その後、自宅へと向かいます。
レースを終えて…
こうして無事に自宅に到着しましたが、さすがにレースの片付けを全部終わらせる力は残っていません。最低限の片付けだけに止め、再びビールと缶チューハイでたっぷりと水分補給をしておきます。
その後、ベッドに横になると、一瞬で寝込んでしまったようで、その時の記憶は全くなく、気が付けば翌日の朝になっていました…
翌朝は、思った通りに強烈な筋肉痛に包まれていますが、完走しての筋肉痛は充実感に包まれ、至福の時間でもあります。ここ2戦、リタイアの連続だったので、その至福の時間も格別に感じられます。
今後のレースは?
今決まっているレースは、10月13日(日)~14日(月)の『第32回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)』です。しかし、この100Kmのダメージが身体の芯に残っているのか、練習で今ひとつ調子が上がりません。
また、いつもの夏のルーティーンとして、『東京マラソン2025』にエントリーしていますが、こちらはまだ抽選待ちで、確定はしていません。まぁ、数年に一度しか当選しないので、大して期待はしていませんが…
これで『第11回世界文化遺産”富士山”山麓一周フットレース』に参戦した投稿は終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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