こんにちは!パパ隊長です。
今回は、3月15日に行われた名古屋グランパスとの一戦についての投稿になります。
試合前、1勝3敗1分の16位(勝ち点4)の我がヴェルディです。それに対し、グランパスは、3敗2分で勝利がなく、最下位となる20位(勝ち点2)に沈んでいます。
仮に、この一戦に敗北するようなことがあれば、他の試合結果にもよりますが、最下位に転落する可能性もあります。絶対に負けることの出来ない”最下位決定戦”とも言える戦いです…
負傷者続出で再出発
『味の素スタジアム開幕戦』となったガンバ戦で3人の負傷者を出した我がヴェルディです。しかし、次節のアルビレックス戦は、FW木村選手とDF綱島選手が得点を挙げ、貴重な勝ち点1を持ち帰りました。
第4節 ● ガンバ大阪 0-1
第5節 △ アルビレックス新潟 2-2
不測の事態の中でも、僅かな光は見えています。その光を掴み取るよう、”必勝”を期してグランパス戦に臨みます。
決戦の地・味の素スタジアムへ
今回もキックオフは14時ですが、ガンバ戦と同じように、9時前の電車に乗って出陣です。
こうして、まだサポーターがまばらな中、まずは先行入場の列で場所を確保し、入場開始の11時半を待ちます。その間、グッズの購入や散歩で時間を費やし、ヴェルディグリーンのクラフトビールで喉を潤します。そして、最後は、『いきなりステーキ』の弁当を購入し、入場の準備は完了です。

ヴェルディヴィーナス💗の皆さんとエール交換!


ゴール裏自由席を確保すると、まずはヴェルディヴィーナス💗の皆さんに会いに行きます。そして、一緒を写真を撮り、「勝ちましょう!」とエール交換の”幸せタイム”です。
その後、生ビールで家内とカンパイし、弁当で空腹を満たします。

こうして、13時を迎えると、まずはヴェルディヴィーナス💗のチアダンスに拍手を送ります。その後は、選手やチームのチャントで声を上げ、2杯目の生ビールも調達し、試合に向けて盛り上がっていきます。

MF福田選手が控えメンバーに復帰
今回の控えメンバーには、ガンバ戦で脳震盪により交代したMF福田選手が名を連ねています。
大きな拍手が沸き上がり、「オー フクダユウヤー フクダユウヤー フクダユウヤー オー」と、チャントが鳴り止みません。
ヴェルディのキックオフで試合開始!
開始早々、攻め込まれるヴェルディです。守護神GKマテウス選手のファインセーブ、DF陣のブロックとクリアで何とか凌ぐ時間帯が続いています。その度に、ヴェルディサポーターの悲鳴が上がています。

しかし、前半10分を過ぎた頃から、徐々にヴェルディも盛り返し始めます。ただ、グランパスゴールを脅かすような攻撃には至っていません…
グランパスが先制点
ペースはグランパスが握ったままの試合展開が続いています。
そして、前半21分、自陣内でボールをロストすると、ショートカウンターを浴び、先制点を献上してしまいました。
この不甲斐ない展開に、守護神が激怒しています…
それにしても、ピッチが滑り易いように見受けられます。今回のボールロスト時も滑っていて、ガンバ戦もそういった選手が多かったように見えました。
今度はキャプテンMF森田選手が…
前半25分、グランパス選手との接触で左脚太腿裏を打撲し、暫くうずくまっていたキャプテンMF森田選手です。それでも何とか立ち上がり、ピッチに戻ってプレー再開です。
しかし、前半34分、グランパスの攻撃を凌いだ後、ゴール前に座り込み、今度は立ち上がることが出来ません。残念ながら担架で退場となり、MF平川選手に交代です。試合後の情報では、強度の打撲らしいが…

その後も、グランパスにペースを握られたままの時間が過ぎます。ボールも持たされている感じで、ゴール前の精度が悪く、相手に脅威を与えることが出来ません。
むしろ、ギリで追加点を許すことなく、何とか最少得点差で前半終了に滑り込んだ感じです。
暗い気持ちのハーフタイム
我慢していたトイレに向かうと、長い行列が待っていて、追加の我慢を強いられます。その後、やっと戻って来ることが出来ると、ヴェルディヴィーナス💗のチアダンスが始まっています。ここは暗い気持ちを封印し、いつものように手拍子で応援です。

それにしても、攻守が噛み合わず、全く得点の匂いがしません。このままなら、更なる失点を重ね、最下位転落のシナリオを突き進むことになるかも?
グランパスのキックオフで後半開始!
得点を奪わなければいけないヴェルディは、後半開始からMF宮原選手→FW山見選手に交代です。すると、この交代でヴェルディのスイッチが入ったようで、歓喜をもたらすことになります。

こうして後半が始まると、前半とは真逆の展開となり、開始早々から攻め込むヴェルディです。また、セカンドボールも拾い、攻撃に厚みが増しています。そして、グランパスのペナルティエリア付近でのプレーが増え、ゴールを脅かすようなシュートが打てるようになってきました。
FW山見選手の同点弾!
完全に覚醒したヴェルディの攻撃が続いてます。前半とは全く違うチームを見ているような感じです。
そうした中、後半18分、自陣内からのロングカウンターがFW山見選手に繋がっています。そして、そのままFW山見選手がドリブルで持ち込んでのシュートです。すると、ボールはGKの脇を抜け、グランパスゴールへ転がっています。ラッキーな感じですが、1点は1点、まずは同点です。

こうして、ホームでの初ゴールに、歓喜が爆発するヴェルディサポーターです。周囲のサポーターとハイタッチの嵐となり、家内は涙ぐんでいます。
もちろん、タオルマフラーを振りながら、『アエアオ』(得点時のチームチャント)の大合唱です。また、「やーまみひーろと ラーラララー やーまみひーろと ラーラララー」と、FW山見選手のチャントが響き渡っています。
DF綱島選手の逆転弾!
同点に追い付くと、グランパスも選手交代で流れを変えようとしています。しかし、完全にペースを握ったヴェルディの攻勢が続いています。たまに攻め込まれることがあっても、失点する気配がありません。

そして、後半28分、再び歓喜の瞬間が訪れます。FW山見選手のCKをDF綱島選手がヘディングで合わせ、グランパスのゴールネットを揺らしてくれました。ちなみに、前節に続いて2戦連発です!
すると、同点弾の時以上に興奮のるつぼと化すヴェルディサポーターです。家内は号泣し、隣にいた若い女性に肩を抱かれ、”介抱”されています…
もちろん、『アエアオ』の大合唱と「ツナシマ ツナシマユウト ユウト お前は俺らの誇りさ ララーラ ララーラ ラーラーララ ツナシマ ツナシマユウトーーー」と、DF綱島選手のチャントが響き渡っています。

”ヴェルディ劇場”発動せず
逆転後もヴェルディにスキはありません。更なる追加点でグランパスにトドメを刺すことは出来ませんが、もう負ける気がしません。

そうした中、後半45分、FW新井選手に代わり、MF福田選手を投入です。
もちろん、チャントの大合唱で迎えると、それに応えるように、前線からボールを追い、スライディングタックルで攻撃の芽を摘んでいます。そして、サポーターに向かって手を振りかざしているので、後押しするように盛り上がるサポーターです。
こうして、5分が表示されたアディショナルタイムに突入です。しかし、今日は安心して見ていることが出来ます。”ヴェルディ劇場”は発動せず、そのまま試合終了の笛を聞くことになりました。
”勝利の儀式”ラインダンス!
試合終了と同時に、歓喜に包まれるヴェルディサポーターです。周囲のサポーターとハイタッチで喜びを分かち合った後、号泣する家内とハグです。
試合後、選手・スタッフがゴール裏に挨拶に来ると、勝利のセレモニーです。ゴールを決めたFW山見選手、DF綱島選手選手のスピーチがあり、選手のチャントとコールで盛り上がります。


特にFW山見選手は、全治8ヶ月の重症を負ったFW山田剛綺選手の大学時代の先輩です。背番号『13』のユニを着て、「後輩の場所(J1の舞台)は僕が守ります!」と宣言すると、FW山田剛綺選手のチャントが沸き起こっています。
その後は、”勝利の儀式”ラインダンスです。待ちに待っていたこの瞬間、チョー気持ち良い時間を堪能です。

サプライズ!
ラインダンスの後、FW山田剛綺選手への寄せ書きと共に写真撮影です。もちろん、「GO!GO! ゴウキ GO!GO! ゴウキ GO!GO!GO!GO!GO! ゴウキ」とチャントが鳴り響いています。すると、松葉杖で猛ダッシュしている人物がいます。本人のサプライズ登場です。

一緒に写真を撮り、その後もFW山田剛綺選手のチャントが鳴り止みません。また、退場時には、「GOKI! GOKI! GOKI!」のコールで見送ります。
松葉杖で猛ダッシュしてる姿を見ると、思った以上に元気そうで安心しました。先輩が言っていたように、J1の舞台で復帰を待っています!
逆転で”最下位決定戦”を制し(順位も14位に上昇)、ホーム初勝利を挙げた今回の投稿は、これで終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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