こんにちは!パパ隊長です。
今回は、10月3日にアウェイのレモンガススタジアム平塚で行われた湘南ベルマーレとの一戦についての投稿になります。
勝ち点『36』で16位の我がヴェルディは、降格圏との勝ち点差は『5』しかありません。それに対し、勝ち点『25』で19位に沈む湘南ベルマーレは、16試合勝利なしという泥沼状態です。
要するに、残留争いに肩までどっぷり浸かっているベルマーレと、片足を突っ込んでいる我がヴェルディは、お互いに勝利しか許されない”裏天王山”です。
最近のヴェルディは…
4得点で快勝したファジアーノ岡山戦以来、またしても得点力不足に陥っている我がヴェルディです。しかも、ヴィッセル神戸戦は、フルボッコにされての完封負けです(緑の太字の試合はスタジアム応援)。
第30節 〇 ファジアーノ岡山 4-2
第31節 ● ヴィッセル神戸 4-0
第32節 △ 浦和レッズ 0-0
勝ち点『1』でもOKと言える試合ではありません。複数得点という贅沢は望んでいません。1点を取り、守り切って勝つのみです。
初めて車でアウェイ戦に乗り込む
10月3日は金曜日ということで、仕事を休んだパパ隊長です。家内も休みましたが、兄弟は午前中のみ仕事です。
兄弟が帰って来ると、車でレモンガススタジアム平塚に乗り込みます。
今回のキックオフは19時です。帰宅の時間も遅くなりそうなので、車という選択肢にしました。まぁ、これでビールは帰宅するまでお預けです…
敵地をパトロール
レモンガススタジアム平塚に到着したのは、14時過ぎです。
チケットは指定席なので、入場の待機列に並ぶ必要はありません。なので、のんびりと敵地をパトロールしながら、スタジアムを一周します。

その途中、1998年のFIFAワールドカップの代表に選出された選手の功績を称える記念碑がありました。GK小島選手、FW呂比須ワグナー選手、MF中田選手、MF/DF洪明甫選手(韓国代表)の4選手です。当時のベルマーレ平塚、豪華な選手が揃っていたようです。

えっ!?この主審…
スタメン発表は、試合開始の2時間前です。
アジフライを食べながら確認していると、「えっ!?」と叫び声を上げる家内です。主審の名前を見て、衝撃が走ったようです。
去年のホーム最終戦、そのレフェリングに我が城福監督がブチ切れました。また、試合後には、両チームサポーターからブーイングの嵐でした。
「よりによって、この大事な”裏天王山”で…」と、テンションがガタ落ちです…
ちなみに、試合前の審判団の紹介では、ほとんどブーイングはありませんでした。『X』で「ブーイングは止めよう」という呼び掛けがあったようです。
『勝利のため』

17時半になり、スタジアムに乗り込むと、ピッチ上では、女子キッズの試合が行われていました。
その後、ウォーミングアップの時間になると、選手たちを『勝利のため』のチャントで迎えます。リーグ戦も残り僅かとなり、選手を迎える定番となっています。

「アーレー アーレー アーレ ヴェルディ アーレー 俺たちは勝利のため この歌を歌う」と響く中、決戦に向けての気持ちをリセットし、一気にヒートアップしていきます。
ヴェルディのキックオフで試合開始!
今回も”PSGキック”は封印です。もう止めてしまったのかな?
開始直後から、お互いにロングボールで攻め込む展開になっています。ただ、ゴール前の精度に問題のある両チームです。ヴェルディのシュートは枠を大きく外れ、ベルマーレはシュートまで持ち込めていません。

まぁ、ゴール前でもパスしか繋いでいなかった頃に比べると、シュートしているだけマシか…
ほんの数十センチ…
前半16分、カウンターで決定機を掴んだのはヴェルディです。
ピッチ中央でルーズボールを拾ったFW新井選手が、右を駆け上がるFW唐山選手に展開し、一気にベルマーレゴール前まで攻め込んでいます。そして、左のFW染野選手へパスと通すと、折り返したクロスに合わせようと駆け込んだのはFW新井選手です。しかし、タッチの差で間に合いませんでした…
「ああぁ…」と溜息の漏れるヴェルディサポーターです。また、FW新井選手は、ピッチを叩いて悔しがっています。

また、前半34分には、キャプテンMF森田選手のクロスにFW染野選手がヘッドで合わせています。しかし、これも僅かに届かず、ゴールネットを揺らすことが出来ません。
お互いにゴールが遠い
ポゼッションはほぼ五分といった感じです。
お互いに攻め込むも、決定機を作り出すことが出来ません。そして、たまに放つシュートも、精度が悪く、枠内に飛んでいません。ヒヤッとした瞬間がないのは助かりますが、時間だけが過ぎていきます。

まぁ、”裏天王山”ということもあり、レベルが低い試合と言われても仕方がありません…
そして、このままスコアレスで、前半終了の笛を聞くことになりました。
花火がほとんど見えないハーフタイム
低調な内容ですが、「失点をしていない」ということは、ヴェルディペースとも言えます。1-0で勝つため、”勝利への布石”です。後は、1点を取るだけ、と考えるようにします。
アウェイなので、ヴェルディヴィーナス💗のチアダンスはありません。その代わり、花火のイベントがありました。

打ち上げはアウェイ側の後方で、我々は振り返って見上げることになっています。ただ、ガッツリと木が邪魔になっていて、ほとんど見ることが出来ませんでした…
嫌がらせなのか?
ベルマーレのキックオフで後半開始!
開始直後は、ベルマーレが押し込む展開になっています。しかし、集中した守備で、ベルマーレの攻撃を跳ね返すヴェルディです。
そうした中、ヴェルディはカウンターで反撃を試みます。しかし、シュートが枠内に飛びません…
前半同様、失点の気配もありませんが、得点の匂いもしない展開が、依然として続いています。

執念の波状攻撃!
そうした中、後半10分、ついに歓喜の瞬間が訪れます。

ロングボールに反応したFW染野選手がペナルティエリア内で起点を作り、FW新井選手がクロスを上げています。すると、MF松橋選手が折り返し、キャプテンMF森田選手のシュートがベルマーレゴールを襲っています。
しかし、ベルマーレGKのファインセーブに阻まれてしまいました。ただ、ここで終わりではありません。こぼれ球を拾ったのはMF松橋選手です。再びクロスを上げると、FW染野選手がヘディングでベルマーレゴールに叩き込んでくれました。

ネットが揺れた瞬間、歓喜に包まれるヴェルディサポーターです。パパ隊長は家内とハグした後、周囲のサポーターとハイタッチの嵐です。
タオルマフラーを振りながら、『アエアオ』からの「そめの オーレー そめの オーレー そめの オーレー オーレー」と、チャントの大合唱です。
キャプテンMF森田選手、負傷交代
後半21分、キャプテンMF森田選手が無念の交代です。
これまで何度かの接触で、足首と脹脛を痛めていたようです。座り込んだまま、立ち上がることが出来ません。
この試合、闘志溢れるプレーで、攻守に渡り獅子奮迅の活躍でした。チームにとっては痛手ですが、その闘志のバトンは、交代したMF平川選手が引き継いでくれるはずです。
担架に乗って退場となりましたが、「アーレー もりたこうき オーオー オーオー」と、鼓舞し続けるチャントが響き渡っています。

ベルマーレの猛攻に防戦一方
先制点を許したベルマーレは、攻撃に出るしかない状態です。
FKやCKで、ヴェルディゴール前での攻防が多くなっています。しかし、守護神GKマテウス選手が立ちはだかり、渾身のブロックとクリアで、ベルマーレの猛攻を跳ね返します。
そうした中、後半45分、強烈なミドルシュートがヴェルディゴールを襲っています。しかし、僅かに枠を外れ、安堵の溜息がヴェルディサポーターから漏れています。

そして、アディショナルタイムは5分が表示されています。
とてつもなく長く感じる”ヴェルディ劇場”の時間帯です。しかし、ヴェルディの堅守は崩れません。最後までゴールを守り抜き、勝ち点『3』を確定させる試合終了の笛を聞くことになりました。
ラインダンスで勝利に酔いしれる

勝利の瞬間、歓喜が爆発するヴェルディサポーターです。先制点の時と同じように、家内とハグした後、周囲のサポーターとハイタッチし、勝利の喜びを分かち合います。
そして、「オーレー 東京ヴェルディ オーレー 東京ヴェルディ」と、『GO WEST』で選手・スタッフをゴール裏に迎えます。アウェイなので、お立ち台のイベントはありません。しかし、ラインダンスだけで十分です。最高の瞬間を堪能することが出来ました。

その後、『勝利のため』で見送った後、DAZNのインタビューでラインダンスに参加出来なかったFW染野選手がやって来ました。
ひとりでゴール裏に到着すると、拡声器を手にしています。何を言っているか聞き取れませんでしたが、それが終わると、再びチャントの大合唱です。

最高の誕生日プレゼント!
仕事を休んでまで乗り込んだ甲斐がありました。また、10月3日は、パパ隊長の59回目の誕生日です。ヴェルディから勝ち点『3』という最高の誕生日プレゼントを貰うことが出来ました。
もちろん、帰宅後はDAZNで復習です。ビールも進み、就寝時間も遅くなってしまいました…
なので、翌日に予定していた『日本山岳耐久レース』に備えた最後のトレイル練習は、日曜日にスライドです。
依然として16位だが…
翌日には他の試合も行われ、我がヴェルディの順位は依然として16位のままです。
ただ、降格圏の横浜F・マリノスと横浜FCが共に負けたため、勝ち点差を『5』→『8』に広げることが出来ました。そして、次節は、最下位に沈むアルビレックス新潟をホームで迎え撃つことになります。もちろん、ここも勝利しか許されない”裏天王山”です。
パパ隊長としては、その前に『日本山岳耐久レース』を完走し、”裏天王山”を楽しみたいと思います。
湘南ベルマーレとの”裏天王山”に勝利し、残留に確かな手応えを感じた今回の投稿については、これで終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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