4月から実施していた新入社員教育の成果発表会が6月20日に行われました。
ここまで情報処理全般、Javaプログラミング、データベース、Servletといった内容を座学と実技で学んできましたが、集大成として4~5人編成でのチームによるWEBアプリ開発です。
具体的には「グループ向けイベントカレンダー」です。
実装要件として、これまで学んできたJava、データベース、Servletを駆使してもらっています。今時現場でServletやデータベースをフレームワーク無しで使うということはまずないのですが、だからこそ新人のうちに基礎を定着してもらうための要件となっています。
画面デザインといった基本設定やデータベースのアクセスクラスを考える詳細設計もメンバーに実施してもらいます。学生時代にプログラミング経験のある方でも、なかなか本格的な詳細設計を行ったことがないため、かなり苦戦したようです。
細かいシステム内容については、長文になるため割愛します。
ご興味のある方はコムコに入社していただければ、自ら経験することができますよwww
さて私が2チームのプレゼンを聞いての感想を簡単に述べます。
チームcurry
良い点
Javaプログラムの作成規模が例年より大きくなったが、なぜそうなったか分析できている。
悪い点
(ちょっと辛めの意見となりますが)バグ原因の分析が行われていない。
メンバー間のコミュニケーション不足。
工夫した件の背景が欲しい。
これがないと単なる作成者の自己満足でしかないので。
チームpokka
良い点
参加メンバーの役割説明がわかりやすい。
作業時間の詳細があってよい & 予実管理を実施している。
これを行っていたのはすばらしいことです!
説明を書きすぎていない。
発表が不慣れだと、どうしても長々とした資料を書きがちだが簡潔でよかった。
悪い点
特になし!
9人全員が落ち着いた発表で、ビックリしました。普段は割とおとなしい皆さんですが、やる時はやるっ!ということが伝わってきました。また自己分析もちゃんとできていましたので、失敗経験も今後に活かしてもらいたいものです。
出来上がったシステムそのものに関する評価はあえてしません。
ここでの目的のひとつは限られた人数と時間の中で、何ができて何を捨てるかを見極めることがあります。
両チームともその範囲の中で、システム開発を達成したということで結びとさせていただきます。
その後、新入社員は6月25日(月)に各部門へ配属になりました。
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