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新人集合教育~基礎編
TechCenterの新倉です。
コムコにおける新人集合教育は、大まかに述べると「前半=基礎編」と「後半=グループ演習」とに分かれています。今回は5月24日まで行われていました基礎編について触れます。
教育概要
ざっくりとした内容とスケジュールはこんな感じです。
■4月初旬~中旬
情報処理基礎、データベース
■4月中旬~5月中旬
Javaプログラミング
■5月中旬~5月後半
JSP、サーブレットプログラミング 他
例年、学生時代にコンピュータの基礎を学んだ方はそれなりに情報処理基礎を理解していますが、そうでない方は座学中心の講義はなかなか頭に入りにくそうです。しかしこれをマスターしないと実務ではもちろんのこと、秋開催の「基本情報技術者試験」を突破できません。
プログラミング基礎編
コムコの新入社員集合教育でのプログラミング言語教育はJava言語を対象にしています。ライブラリ群が充実していて、開発環境もEclipseを使うことで未経験者でも敷居が低いためです。またWebアプリケーションとの相性もよく、教育後半のグループ演習でも早く立ち上がることができます。
使用している教材は「スッキリわかるJava入門 第2版」で、ゲーム感覚でプログラムを理解することができます。
そのまま打ち込むプログラムをこなした後に課題が準備されており、未経験者でも大きな苦労はせずに対応することができました。
困難が待ち受けていたのはやはりオブジェクト指向です。理屈はわかっていてもプログラムにどう活用するかは、経験を積まないと難しいでしょう。
Java言語教育を終えた後は、JSPとサーブレットに関する学習です。
教材は「スッキリわかるサーブレット&JSP入門 第2版」です。
学生時代にhtmlやCSSに触れた方はいますが、htmlとJavaプログラムを組み合わせ作りこんだ人はほぼいません。
実践においてもそうなのですが、Web画面を作成する上のデザインは、プログラム作成時とは異なる頭の使い方をすることが多く、Javaプログラミングでは苦労せずに作業を進めていた方もJSP作成では手が止まってしまうこともしばしば見受けられます。
JSPとサーブレットのプログラミングはお作法がきっちりしているため、ちょっとでもそのお作法からずれてしまうと画面表示ができなくなってしまいます。単純なJavaプログラミングよりも慎重さを必要とします。
ポジティブに考えるならば、今のうちにたくさんエラーを出して経験値を積む機会、とも言えます。ただし同じエラーを何度も出すのはNGですよ。
そして後半戦へ
ここまでJava言語、JSP、Servlet、データベースの基本を学んできました。これらを踏まえて、集合教育後半戦は講師からの出された課題に対してWebアプリケーションの作成となります。
要件の定義から各種設計~プログラム作成~テストを行い、最終日には社員へのプレゼンテーションを行います。
こちらの詳しいお話は後日投稿いたします。お楽しみ。
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