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第11回世界文化遺産”富士山”山麓一周フットレース【PART1】



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投稿者 パパ隊長

こんにちは!パパ隊長です。
今回は8月23日(金)~24日(土)に山梨県・静岡県で開催された『第11回世界文化遺産”富士山”山麓一周フットレース』についての投稿になります。
4月の『Mt.FUJI 100』の100マイル(『Mt.FUJI 100 ~2024~』)、5月の『彩の国』の100Km(『第9回トレニックワールド 100mile&100km in 彩の国』)と、長距離でのトレランレースで2連敗を喫してしまい、悶々と過ごす日々が続いていました。もちろん、来年こそ同じ品揃えでのリベンジを誓っているので、これまでの練習がムダにならないように、10月の『第32回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)』の前に、長距離レースを挟んでおきたいと思った次第です。

 

”富士山”山麓一周フットレースコースマップ

下記が今回パパ隊長が参戦する『第11回世界文化遺産”富士山”山麓一周フットレース』のコースマップになります。
ロードのウルトラマラソンで、山中湖近くの『紅富士の湯』がスタート/ゴールの100Km(17時間制限、累積標高差は約2300m)となります。8月ということで、距離や累積標高差もそうですが、やはり最凶の敵となって立ちはだかるのは、猛暑でしょうか?
”富士山”山麓一周フットレースコースマップ

※地理院タイルにコース・エイド等のレース情報を追記して掲載

 

出陣!

前日は、アマゾンプライムビデオで『ROCKY』と『ROCKYⅡ』を観て気合を入れ、気分よく就寝です。
当日の起床は8時半頃で、朝食は見送り、レースの準備を進めます。その後、昼食は豚丼を平らげ、家族に見送られ、自宅を出発したのは13時半過ぎです。
そして、最寄り駅からは、京王線→JR中央本線→富士急行線と乗り継いで、17時前に河口湖駅に到着です。大月駅で富士急行線に乗った時からそうでしたが、河口湖駅周辺も外国人観光客で溢れ返っています…
外国人観光客で溢れ返っている河口湖駅周辺
夕食はほうとうで満腹!

夕食は駅前の『ほうとう不動』でほうとうを食べた後、お茶とおにぎり(スタート前の食事)をコンビニで調達しておきます。
その後、18時半のバスで花の都公園入口へと移動し、バス停からは徒歩で『紅富士の湯』に向かい、到着したのは19時15分です。さすがに早過ぎたようで、まだスタッフしかいなく、ランナーとしては一番乗りだったようです。

 

天気が怪しい…

スタートまでは4時間近くあり、ここからが長かった…
まずは着替えを済ませ、テントの下にあるベンチに陣取ることにします。そのうち、少しずつランナーがやって来ると、話をしながら時間を過ごします。しかし、電車に乗った時からずーっと座り続けているので、お尻が痛くなってきました…
ここからスタート!ここでゴール!

こうしている間、時々、空がピカッと光り、雷鳴が聞こえるようになってきました。天気予報を確かめると、静岡県側は猛烈な雷雨になっているようで、その雷雲がこちらにやって来る予報になっています。
そのうち、細かい雨が降り出しましたが、雷雨の予報は外れたようで、それ以上に激しくなることはありませんでした。ただ、降ったり止んだりが続いています。

 

スタート前

21時からの受付開始の予定でしたが、天気も不安定なので、繰り上げて20時20分頃から始まりました。その後、22時半頃になると、おにぎりを食べて荷物を預け、軽く準備運動を始めます。
22時45分から開会式

こうして、長かった待ち時間も終わり、22時45分から開会式が始まり、ゲートの前で記念写真を撮った後、スタートは2列でゲート前に並びます。そして、先頭から7、8mの好位置を確保することに成功すると、10秒前からカウントダウンが始まっています。
先頭から7、8mの好位置を確保

 

100Km完走に向けての決戦開始!

カウントダウンがゼロになると、10秒後にスタートラインを越えることになります。
スタート時の混雑とスタート後に細いコースが続くので、2列に並んだままのスタートで、流動的なウェーブスタートになっています。そして、パパ隊長がスタートした直ぐ後、一旦スタートが止められたようで、結果的に第1ウェーブでのスタートとなっています(『Mt.FUJI 100』では最後尾の第4ウェーブでしたが…)。なので、スタート直後だけは先頭グループの一員として、レースを引っ張る立場になっています。
こうして、気分良くスタートを切り、身体が軽く、軽快に脚が動き、トレランパックの重さも感じることがありません。練習の時には、スタート直後に脹脛が怠くなり、ペースも全く上がらないことが何度かありました。しかし、今日はそういった感じは微塵もなく、調子は万全に仕上がっているようで、自分のペースで気持ち良く走ることが出来ています。

 

心配していた雨が降り出した…

スタート前後は雨が上がっていましたが、スタートして10分程でポツポツと雨が降り始めました。その後、本格的な雨模様となり、結局、明け方近くまで雨の中のレースとなりました。
籠坂峠に向けての登りが始まる

スタートから4.5Kmを過ぎると山中湖に別れを告げ、籠坂峠に向けての登りが始まります。これまで集団の最後尾をコバンザメしていましたが、登りになっても、余裕のあるペースなので、そのままコバンザメを続けることにします。
しかし、その途中、写真を撮るために立ち止まると、置き去りにされてしまったので、それ以降は一匹狼で淡々とペースを刻みながら籠坂峠へ向けての登りを捻じ伏せて登って行きます。

 

決戦の舞台は静岡県へ

籠坂峠を越えて静岡県へ
籠坂峠を越え、静岡県に入ると、ここからは長い下りが始まります。すると、これまで穏やかだった風雨が、一気に荒れ始めています。風は強く冷たく、雨脚も強くなり、雷鳴が頻繁に聞こえ始めています。

そうした中、下りということで、これまでよりも一気にペースが上がりますが、これまで通り気持ち良く走ることが出来ています。元々、猛暑になることを想定し、夜のうちになるべく距離と時間を稼ぐ方針なので、ムリのない範囲でハイペースを維持しておきます。

 

一瞬でずぶ濡れ

下りが続く中、気持ち良く『道の駅・すばしり』までやって来ると、これまでのレベルとは違い、バケツをひっくり返したような土砂降りに見舞われてしまいました。30秒程で全身がずぶ濡れになり、道路は川になったり、池になったりと、まるで水の中を走っているような感じです。
『道の駅・すばしり』までもう少し

その後、土砂降り状態からは脱出したものの、傘を差していても濡れてしまいそうなレベルの雨が降り続いています。そうした中、籠坂峠から続いていた下りも終わり、緩やかなアップダウンを軽快に走り抜けると、エイドのある桜公園へ誘導するスタッフの姿を発見です。

 

桜公園エイド

桜公園エイド
桜公園エイドに到着すると、まずはゼッケンのQRコードを読み取って貰い、タイムを計測した後にトイレに向かいます。

スタートから19.2Kmというこの区間を、2時間33分(8分/Km)で走る予定でしたが、実際は1時間53分26秒(5分55秒/Km)で走破したようです。約40分という思ってもみなかった貯金を蓄えることが出来た上に、出走者205人の中での41位という好位置にいるようです。

 

ここのエイドでは、下記を補給し、予定の15分より早い9分程の滞在で出発です。
 ・バナナ1/3×3切れ
 ・ミニクリームパン2個
 ・シナモンロール1/4×2個

 

 

この先もまだまだ長いので、今回はここまでとし、数回に分けてレースの様子をお伝えしたいと思います。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



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