こんにちは!パパ隊長です。
今回は、2月25日に国立競技場で行われたJ1リーグ2024年シーズンの開幕戦、『東京ヴェルディ vs 横浜F・マリノス』についての投稿になります。
ちなみに、Jリーグが発足した31年前、国立競技場で行われた開幕戦も『ヴェルディ vs マリノス』(当時はヴェルディ川崎、横浜マリノス)です。その時の再現であり、当時は1-2で苦杯を舐めたヴェルディのリベンジマッチでもあります。
16年ぶりにJ1に昇格
去年のJ2リーグを3位で終え、J1昇格プレーオフを勝ち抜き、16年ぶりにJ1に昇格した我が東京ヴェルディです。
東京ヴェルディのホームタウンは、パパ隊長の住んでいる東京都稲城市です。また、長男と次男が『Green Heart Project』に何度か参加させてもらったことが縁となり、ここ数年、味の素スタジアムで応援してきました。
そして、ついにJ1昇格が決まり、前のめりの家内・長男・次男の3人衆はファンクラブへの入会を果たし、この日を迎えることになりました。いつもの味の素スタジアムでの開幕戦なら見送ったかもしれないパパ隊長ですが、まだ行ったことのない新しい国立競技場ということで、今回は参戦を決めました。
ちなみに、3人衆のイチ推しは小池純輝選手でしたが、今シーズンよりJFLのクリアソン新宿に移籍してしまいました。暫く落ち込んでいましたが、クリアソンの観戦も画策しているようです。
いざ国立競技場へ
キックオフは14時ですが、初めての国立競技場ということで、9時に自宅を出発し、10時には国立競技場に乗り込むことに成功です。この間、天気予報通り、冷たい雨が降り始め、試合中も雨が止むことなく、極寒の中での観戦となってしまいました…
こうして国立競技場に到着すると、まずはグッズの買い出しです。その後、場外をパトロールし、腹ごしらえはハンバーガー・ソーセージ・スペアリブです。極寒とはいえ、このラインナップなら、飲み物はビール以外の選択肢はありません。
試合前の雰囲気を楽しむ
早目の昼食を済ませると、ちょうど開場時間となったので、国立競技場に初めて踏み入ることにします。そして、リザーブしていた席を確認した後は、今度は場内をパトロールし、最後はビールとホットドックを購入し、席に戻ってキックオフの時間を待ちます。
ちなみに、いつもなら短時間でゴクゴクと飲み干すビールですが、極寒ということで、スローペースで味わうことになっています。しかし、最後までビールが温くなることはなく、冷えたままの美味しさを味わうことが出来ました。
いきなりの先制点
試合前のセレモニーも終わり、ヴェルディのキックオフで前半が始まると、いきなり攻め込む展開になっています。そうした中、相手GKのペナルティエリア外でのハンドにより獲得したフリーキックを、山田選手が直接ゴールに蹴り込み、待望の先制点です(前半7分)。
その瞬間、ヴェルディサポーターのスタンドは、イッキに最高潮に達した興奮に包まれています。そして、パパ隊長も両手を天に突き上げて立ち上がり、3人衆とハイタッチで超盛り上がっています。
追加点が欲しい…
その後、先制点の勢いのまま、何度か決定的チャンスを作り出すも、ゴールネットを揺らすことが出来ません。結果論ですが、ここで追加点を奪えなかったことが、この後の運命を決定づけることになろうとは…
ただ、守備面でみると、危ないと思えるようなシーンはほぼ皆無です。ポゼッションではマリノスに軍配が上がるものの、失点する気配は感じられません。安心して見ていることの出来る状態で、このまま前半終了の笛を聞くことになりました。
ハーフタイム
このように、優位に試合を進めているせいか、あっという間に過ぎた前半です。先制点をあげ、盤石の守備で失点を防ぎ、J1昇格後初勝利に向けて、視界良好といった感じで、ヴェルディヴィーナスのチアダンスにもご機嫌でエールを送ります。
ただ、先日のAFCアジアカップの準々決勝、『日本 vs イラン』の前半戦も、全く負ける気配のなかった日本が、後半は圧倒されて逆転負けしたことが頭を過りました。「よもや、こういう展開にはならないよな…?」と思いながら、後半の笛を待ちます。
後半に入るとやや劣勢
マリノスのキックオフで後半が始まると、今度は開始早々、マリノスが攻め込んで来ます。そして、選手交代も積極的で、前半以上にポゼッションはマリノスが有利になっています。ただ、守備は機能しているようで、決定機は作らせません。
そうした中、オフサイドではありましたがゴールネットを揺らされ、イヤな雰囲気も漂い始めています。
まさか…、まさか…
1-0のスコアのまま試合も進み、後半35分を過ぎると、さすがに”勝利”を意識するようになったパパ隊長です。頻繁に時計に目をやるようになり、「このまま終わってくれ…」という気持ちに支配されています。
しかし、勝負は非情です。後半44分、ペナルティエリア内でハンドの反則を取られてしまい、痛恨のPK献上です。「えっ…?」と、一瞬何が起こったのか分かりませんでしたが、周囲からは、ヴェルディサポーターの悲鳴のような落胆の声が聞こえ、状況を把握することが出来ました。
「マテウス(ヴェルディGK)、頼む…」と祈るも、A・ロペス選手に同点とされ、「はぁ………」と、深いため息に包まれます。
更なる悲劇
勝利目前で同点とされ、「えっ?あぁ…、引き分けか?」と、勝利から見放された喪失感に包まれています。しかし、ホントのドラマはこれからでした。
後半の45分が過ぎ、アディショナルタイムは5分と表示される中、我がヴェルディのゴールにボールが突き刺さっています。アディショナルタイムに突入して3分、松原選手にゴールを決められ(敵ながら見事なゴールでした…)、歓喜に包まれるマリノスサポーターとは対照的に、悲鳴と共にどん底に突き落とされてしまいました…
その後、呆然とする中、試合終了の笛が鳴り、J1昇格初勝利を手にすることが出来ませんでした。しかも、1-2のスコアでの逆転負けという31年前と同じシナリオで、『歴史は繰り返す』を実現してしまいました。
この後、サポーターに挨拶する選手達にエールを送った後、国立競技場を後にします。まだ降り続ける雨の中、JR千駄ヶ谷駅へと向かいますが、負けた後の雨は辛過ぎます…
試合を終えて…
勝利を手にすることは出来ませんでしたが、ヴェルディのサッカーは、J1でも十分に通用することは証明してくれたと思います。
ちなみに、次戦はアウェイでの浦和レッズ戦で、前半に先制点を上げるも、後半44分、PKを献上して引き分けという悪夢の再現です。しかし、これだけでは終わりません。第3戦となったアウェイでのセレッソ大阪戦でも、同点に追い付き、引き分け寸前のアディショナルタイムの3分、またしてもPKで万事休すとなってしまいました…
「ええ加減にせぇよ!」と、怒りも頂点ですが、何とかしてこの負のループから抜け出し、まずはJ1昇格初勝利を手にして欲しいものです。
今後の予定は?
パパ隊長が興味があるのは、同じ味の素スタジアムをホームとするFC東京との『味の素スタジアムダービー』です。ホーム側としてはもちろん、今まで行ったことのないアウェイ側としても、試合を観戦してみたいと思っています。
ただ、ホーム側としての試合は4月13日で、『Mt.FUJI 100』の2週間前になります。もちろん、その練習が最優先なので、土曜日にサッカー観戦、日曜日にトレイル練習が出来るように、週末の天気が晴れることを祈るのみです。
これで今回の投稿は終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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