育児休業の取得
コムコで夫の育児休業取得は私が二人目と聞いています。
いつからだったか、国会でイクメンという言葉が取り上げられたこともあり、夫の育児についてテレビのニュースや情報番組などでよく取り上げられている時期がありました。
私も育児休業に関心があり出産後は育児休業をもらおうと妻とも話していました。
コムコで取得できる休暇や休業の種類(有給休暇、慶弔休暇、リフレッシュ休暇(旧夏休み))などを聞いた中に育児休業もありました。そして、妻の妊娠を部長に報告した時に育児休業について尋ね説明をしてもらいましたし、部長からは人事部に連絡もして頂きました。
収入の面
私は二回取得させて頂いております。
一回目は一人目の時で2011年7月、二回目は二人目の時で2013年2月です。
取得期間はもっと長い期間でも可能だったと思いますが、私の場合はどちらも1か月間です。
休業期間に対して雇用保険から給付金が支給されます。収入の50%分を育児休業給付金として貰いました。
50%でも休業中の収入があるのは有難いことですが、取得期間を1か月とした大きな理由は、長期間半分の収入になるという切実な事情を考えてです。現在は60%でしょうか?私はタイミング的に少し損をしたのかもしれませんね。
(人事部からコメントします。2014年4月から給付率が変わり当初の6か月間(180日)は67%になりました。それ以降は変わらず50%です。通常、女性は出産直後から産後休暇(一般的には8週間)に入るため、その期間は雇用保険の給付は受けられません。男性の場合はその期間であっても育児休業を取得することができ、尚且つ67%分の育児休業給付金が支給されます。奥様が出産後の大事な時期に、ご主人がその期間育児休業を取得することはとても有意義なことですよね)
仕事への復帰
取得に当たっては出来るだけ残作業の無いように心がけたつもりですが、同じ職場で勤務していた方々にはご迷惑をお掛けしました。
私の場合、一、二回とも育児休業を取得する前の元の現場に復帰しています。
一回目の時は、復帰後もしばらくは早い時間での帰宅をさせて頂いたので、その点もご迷惑をお掛けしたと思います。
また、二回目の育児休業期間中、常駐先から1週間早い復帰を言われたそうです。
その時の作業現場は休業取得前から忙しい状況だったからと思いますが、数か月の休業に対して1週間ならともかく、1か月の休業期間に対しての1週間の前倒しを余儀なくされていたら非常に厳しかったです。
実際には部長から前倒しは断って頂いていており、休業中にそのことを聞かされることもなく、気にせずに育児に専念できました。
さらに二回目の休業時は職場のアカウントを継続利用していたので、復帰後はメールが大量に溜まっており、これを捌くのが最初の仕事になりました。
育児休業取得に思うこと、感じたこと
こうして育児休業を取得して思うことは、やはり取得前の仕事ぶりや休業に入るまでが大事だということです。
①仕事の進捗に遅れがない
②普段から情報連携ができている
③成果物の品質がいい
④休業前までにやるべきことを済ませる
⑤引継ぎのための資料作りやスケジュール調整を早めにする
①~③は、休業に限らず通常の勤務でも行うべきことで、普段からできていることが周りからの信頼を得て、いざ休業取得となっても話がしやすくなるものかと思います。
いきなり明日から育児休業というわけにはいきませんから、きちんと調整できるようにするためにも④、⑤をしっかりとやらなければいけません。自分の時にどれくらいできていたか(?)と考えると、やはり周りのみなさんに大変ご迷惑をお掛けしたと思います。
休業中、わからないことばかりでイクメンと言えるほどのことが出来た自信はありませんが、お陰で産まれてすぐの子供の顔を見ながら生活ができました。
職場のみなさんと会社からのご理解、ご協力を頂けたこと、改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
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