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異例の新人教育



投稿日
投稿者 mrk

 

初めまして。今年コムコに入社したmrkです。
新人教育が終わり、配属されてから約1ヵ月が経過しました。
毎日学ぶことばかりで大変ですが充実した日々を過ごしています。

 

就活生の皆さんのなかで文系だけどIT業界でも働けるのか…と思う方がいるかもしれません。
私もそうでした。文系の学部だったので、入社するまでプログラミングはもちろん、情報処理の知識など全くありませんでした。
ですが、大丈夫です。入社後の新人教育でちゃんと知識が身につきます!
今回は4/14~7/30までの約4か月間の新人教育についてお話させていただきたいと思います。

 

 

【リモート新入教育】

 

去年までは4月に入社して、入社手続きや会社の説明(規則など)が終わるとみんなで本社の湯島に集まり新人教育を受けていました。
ですが今年は新型コロナウイルスの影響で、タイミングが悪く、入社してからすぐ緊急事態宣言が発出されてしまいました。
そのため、みんなで集まっての教育は難しいということで、各自会社のPCを持ち帰り4/14~6/23まで自宅でGoogle Meetを用いたリモート教育となりました。
入社してすぐ自宅勤務になってしまったので同期の人たちともあまり話すこともできなかったのは残念でした。

 

 

 

【新人教育の始まり~基礎知識を身に着ける~】

 

新人教育の内容としては
 1 情報処理の基礎
 2 Java
 3 データベース
 4 Jsp・サーブレット
 5 グループ演習
 6 成果発表会
という内容でした。

 

 

1 情報処理基礎講座

 

まず始めは情報処理の基礎について学びます。

 

 

画像の黒い分厚いテキストを使い勉強しました。(教育で使うテキストは会社から支給されます。)
CPUやOS、ネットワークやセキュリティなどコンピュータシステムの基本的な知識を身に着けます。
最初にこの本を見たときに、わからない言葉だらけで本当に大丈夫か…と思いました。
ですが、先生も丁寧に説明してくださり、問題も解いたりしながら、ゆっくりですが理解を深めていくことができました。

 

 

2  Java

 

情報処理の基礎について学び終えると、いよいよプログラミング、Javaの勉強に入ります。

 

 

Javaは左の緑色のテキストを使用して勉強しました。初心者でもわかりやすい内容となっていました。
テキストや先生の説明を聞き、自分でプログラムを書き、書いたものがちゃんと動くか試すという流れでした。
実際にJavaを勉強してみると、構文など覚えることが多く、難しかったです。ですが、自分が書いたものが動くととても嬉しかったです。
今までの新人教育であれば、わからない箇所があれば周りの人たちと相談しながら取り組むことができたそうです。
ただ、今回はコロナの影響があり、それができませんでした。
ですが、わからない箇所があれば、先生に聞いたり、自分の画面をみんなに共有して、どこがいけないのか先生に教えてもらったりと、わからない箇所は一つ一つ丁寧に対応してくださったので、ちゃんと知識を身に着けることができました。

 

 

3  データベース

 

データベースは簡単に説明すると様々なデータを格納している場所です。このデータベースを扱うためのSQLという言語も学びます。
Javaも初めましてだった私はJavaを覚えなければならないのに新しい言語も覚えられるか心配でした。
しかし、SQLはJavaに比べ構造がシンプルでわかりやすく、未経験の私でもテキストや先生の説明を聞きながら問題を解くことができました。

 

 

4  Jsp・サーブレット

 

Javaの基礎、SQLについて学び終えるとJsp・サーブレットについて学びます。
Jsp・サーブレットは右の青色のテキストを使用しました。こちらもJavaのテキストと同じシリーズのものとなるのでわかりやすかったです。
Jsp/サーブレットはWEBのアプリを動かすために使用します。WEBのアプリは、様々な部品で成り立っていて、一つの機能から、ほかの機能に処理をお願いしたり、構造が複雑です。
書き方としてはJavaで学んだ文法で書いていきます。ただ、構造が複雑になってくるので、エラーが出たときにどこが間違っているのか見つけるのが難しかったり、どこの機能につなげるのかなど考慮することが多く、大変でした。

 

 

 

【いよいよグループ演習】

 

以上の勉強が終わるといよいよグループに分かれての演習が始まります。
グループ演習は6/24~7/30まで行いました。
グループ演習が始まるころには緊急事態宣言も解除されていたので、みんなで集まっての教育となりましたが、3ヵ月ぶりの再会でした。
今回は2グループに分かれて演習を行いました。
演習の課題は「サークル向けのイベントカレンダー作成」です。
最初に課題の説明があり、あとはそれぞれのグループで自由に作業していきます。
グループ演習ではプログラムを書くだけでなく、どんな機能を盛り込むか、画面のレイアウトはどうするのかなど、設計から開発までを一からグループで取り組みます。
私のグループは6人中4人が経験者だったので最初はついていけるか不安でした。
ですが、わからない箇所があったとき、聞けばちゃんと説明してくれて、わからないまま進むことがあまりなく、進めることができました。
また、グループ演習に入る前の勉強の部分はひとりで作業していましたが、グループで話し合うことで自分だけでは考えられなかったアイデアが出てきたりと楽しかったです。
グループ演習では、グループ内でのコミュニケーションがとても大切だと実感しました。
グループ内でしっかり情報を共有していないと、途中で各々が違う方向を向いて作業を進めてしまっていたり、個々の作業を確認しあうときに修正箇所が多くなってしまうことがあります。
グループ内での齟齬を防ぐためにもコミュニケーションは重要だと学びました。

 

 

 

【成果発表会】

 

教育の最後(7月30日)は社員の方に向けて、グループで開発したアプリの発表会を行います。今回はコロナの影響もあったので会場での発表会とともに、リモートでの中継も行いました。
会場にも30人くらい見に来ていただいて、中継でも多くの方が見てくださっていたようで、とても緊張しました。
自分たちのグループのアプリの特徴だったりをパワーポイントでまとめ、発表をした後は実際に作ったアプリを社員の皆さんに触ってもらいました。
先輩たちや先生がバグを出そうとされていて怖かったです。実際にバグが出てしまい、悔しくはあったのですが
「面白いね」などど声をかけていただけたのは本当に嬉しかったです。
チームで1つのものを最後まで作り上げることができたという経験は、自分の自信にも繋がりました。

 

 

 

【終わりに】

 

教育を受ける前はついていけるか不安でいっぱいでした。
ですが、先生が丁寧に教えてくださったり、人事部の方たちが教育を受けやすいように環境を整えてくださったりと、手厚いサポートの中、無事新人教育を終えることができました。
文系だし未経験だから心配と思っている方も多いと思います。
ですが、今年の新入社員も13人中7人が文系出身でした。社内には文系出身の先輩方も多く、皆さん活躍されています。
プログラミング未経験の方でも、入社後の新人教育でしっかり知識を身に着けることができますし、内定者の方に対し、入社前教育も行っています。入社前から少しづつでも勉強することができるので、入社前の不安を払拭することもできると思います。

 

また、コムコではインターンシップの中で簡単なプログラミングを体験することができます。
私もインターンシップに参加して、実際に体験しました。
体験してみて、自分が書いたプログラムがちゃんと動くと嬉しかったし、楽しかったです。
そこからIT業界に興味を持ち始めました。
最初のきっかけは「楽しかったから」のような理由でもいいと思います。
文系だからと諦めるのではなく、少しでも興味があったら、ぜひお話を聞いてみてください。

 

 

拙い文章で読みにくい箇所もあったと思います。
皆さんのお役に少しでも立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 



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