こんにちは!パパ隊長です。
今回は11月10日(日)に行われたヴィッセル神戸との一戦についての投稿になります。
前節、浦和レッズ戦で今年最大の目標である”J1残留”をキメた我がヴェルディです。今回は、首位を走る”最強”ヴィッセル神戸をホームで迎え撃つことになります。ということで、パパ隊長+3人衆も気合を入れ、”必勝”を期して味の素スタジアムに乗り込みます。
絶好調同志の対戦!
直近の5試合は3勝1敗1分(緑の太字の試合はスタジアム応援)で、暫定順位も6位に付けている我がヴェルディです。
第31節 ○ サガン鳥栖 2-0
第32節 △ ガンバ大阪 1-1
第33節 ● 湘南ベルマーレ 0-2
第34節 ○ 浦和レッズ 2-1
第35節 ○ アルビレックス新潟 0-2
一方、ヴィッセルはJ1リーグの他に、天皇杯とACLEを戦う過密日程の中、直近5試合が4勝1敗と、こちらも好調のようです。”J1残留”に満足することなく、更なる”上”を目指すためにも、相手にとって不足はありません。
『インクルーシブフットボールフェスタ』
キックオフは14時ですが、今回はその前に、『インクルーシブフットボールフェスタ』に兄弟が参加します。なので、3人衆は、その集合時間の9時半を目指して出発し、パパ隊長は別行動です。
というのも、『インクルーシブフットボールフェスタ』の終了予定が11時半で、そこから入場の行列に並ぶと、かなり後ろの方になってしまいます。なので、パパ隊長は最初から別行動とし、早めに行列に並び、席の確保に走る作戦です。
ちなみに、『インクルーシブフットボールフェスタ』は、障がいの有無、国籍、性別、年齢を問わず、みんな“まぜこぜ”でサッカーをする企画です。そして、味の素スタジアムのピッチ横の人工芝エリアで、兄弟もサッカーを楽しむことが出来たようです。
絶好の位置を確保
別行動のパパ隊長は、10時半前に味の素スタジアムに到着です。すると、この作戦が功を奏したようで、行列の先頭に近い位置に陣取ることが出来ました。ただ、入場開始の時間は12時なので、長い待ち時間との戦いが待っています。
なので、フードヴィレッジに向かい、ヴェルディグリーンのクラフトビールを買い、これをお供に時間を潰します。
『iクラブ』チアダンス
長い待ち時間を乗り切り、予定通り12時に入場を果たすと、ゴール裏のホーム自由席の確保に成功です。その後、3人衆が合流すると、次男はひとりで最前列の席を探しています。
選手が練習で入場する時、ゴール裏のサポーターに挨拶に来るのですが、その際、サインボールを投げ込みます。次男は、そのボールが欲しいようで、前日に『ボールください』と書いた段ボールを用意し(姉が手伝っていました…)、意気込んでいるようです。最初は、3列目の席しか空いていませんでしたが、小雨が降ってきたお陰で、最前列の人が移動し、その席を確保することが出来たようです。
その後、ヴェルディヴィーナス💗のチアダンスに続き、稲城市のNPO法人『iクラブ』に所属する子ども達のチアダンスに拍手と声援を送ります。ちなみに、家内が『iクラブ』に所属していて、このイベントのために色々と仕事をしていました。その成果もあり、ビジョンに映し出された『iクラブ』のロゴを見て大喜びです。
サインボール獲得!
チアダンスが終わると、GK、フィールドプレーヤーの順にピッチでの練習が始まります。
次男の話では、サポーターに挨拶の後、例の段ボールを掲げていると、FW木村勇大選手と目が合ったそうです。すると、優しくそっとボールを投げてくれ、無事に受け取ることが出来たそうです。
こうしてサインボールを手にした次男は、意気揚々と戻って来ました。そして、誇らし気に見せながら、手に入れた経緯を教えてくれました。そのサインボールは、近所の百均でショーケースを買い、大事に飾っています。
ヴェルディのキックオフで前半開始!
キックオフから20秒、いきなりの決定機です。右サイドを崩した木村選手がドリブルでペナルティエリアに侵入すると、右足で強烈なシュートを放ちます。完璧に枠を捉えていましたが、これはヴィッセルGKのビッグセーブに阻まれ、ゴールネットを揺らすことが出来ません。
ちなみに、木村選手はヴィッセルの下部組織(U-12、U-15)に所属していたことがあります。現在は、京都サンガF.C.からのレンタル移籍でヴェルディに在籍していますが、来年(というか、ずっと)もいて欲しいなぁ…
あっさりと先制点を献上
その後も、立ち上がりの勢いのまま攻め込みますが、決定機は訪れません。
すると、前半7分、ヴィッセルにCKを与えてしまい、そのクリアボールが運悪くヴィッセル選手の前に飛んでいます。胸トラップからのボレーシュートに反応した我が守護神GKマテウスですが、DFに当たってコースが変わり、ゴールネットにボールが突き刺さっています…
ヴェルディサポーターからは、「あぁ…」という溜息のような悲鳴も聞こえますが、ヴィッセルサポーターは歓喜に包まれています。今日の勝利は優勝に大いに近付く1勝となるので、喉から手が出る程欲しかった先制点のはずです。
徐々に試合を支配するが…
前半の早いうちに先制点を奪われましたが、まだ十分に時間は残っています。この先制点でペースを掴まれることなく、前線から圧力を掛けてボールを奪い合い、球際も厳しく、一進一退の攻防が続く展開となっています。
しかし、徐々にペースを握るようになったのは、我がヴェルディです。ただ、クロスをクリアされ、シュートをブロックされ、ヴィッセルDF陣の防御網を突破出来ません。
そうした中、前半43分、ヴィッセルのカウンター攻撃が発動し、ペナルティエリア内からシュートを放たれています。守護神GKマテウスが伸ばした手も届かず、万事休すかと思いましたが、ここはゴールポストが”最後の砦”となって防いでくれました。
ハーフタイム
1点をリードされ、試合のペースを握りながらもゴールをこじ開けることが出来ないという状況は、前回投稿した浦和レッズ戦と同じです。後半の早いうちに追い付けば、一気に逆転まで出来そうな気がしているのも、前回と同じです。
ということで、これまた前回と同じような気持ちでヴェルディヴィーナスのチアダンスに拍手を送ります。
しかし、ここで重大なチョンボに気が付いたパパ隊長です。試合前、ヴェルディヴィーナスの皆さんに会いに行くのを忘れていた上に、やっと今気が付くという失態です。
ヴェルディが負けている以上のショックに見舞われ、痛恨の極みです…
ヴィッセルのキックオフで後半開始!
後半は山田剛綺選手に代わって山見選手を入れ、両サイドも高い位置で攻撃に参加し、早い時間帯での同点を目指します。それに対し、ヴィッセルも守備を重視した選手交代を行いながら、カウンター攻撃で追加点を狙っています。
そして、試合は両チームの思惑通りに進み、ポゼッションで上回るヴェルディが攻め込みますが、堅守のヴィッセルに跳ね返されています。
お互いに攻め込むも決定機は訪れず…
激しい攻防が続く中、山見選手が攻撃の中心となり、優勢に試合を進めながらも、決定機を作れないまま時間が過ぎています。すると、ディフェンスラインの千田選手と翁長選手を下げ、攻撃タイプの染野選手、松橋選手を投入し、更に攻撃陣の厚みを増します。
しかし、ヴィッセルのゴールは遠く、ゴール前に攻め込んでも、最後の決定的な仕事はさせて貰えません。そして、後半38分、ヴィッセルはDF陣2人を投入し、虎の子の1点を守る逃げ切り態勢にシフトしたようです。
”ヴェルディ劇場”炸裂!
こうして猛攻を続けるヴェルディですが、後半45分が過ぎた頃、やっとゴールをこじ開ける瞬間が訪れました。山見選手がゴール前にクロスを送ると、それをクリアしようとしたヴィッセルDFのミスキックを誘い、ボールがゴールマウスに華麗に吸い込まれています。
オウンゴールとはいえ、1点に違いはありません。敗北がチラつき始めた矢先、一気に目の前が明るくなり、歓喜が爆発するヴェルディサポーターです。パパ隊長も、いつもように周囲のサポーターとハイタッチで喜びを分かち合います。
最低限の引き分け
アディショナルタイムは6分が表示されています。
同点に追い付いた勢いのまま、一気に逆転を狙うヴェルディに、サポーターの応援も一段と力が入ります。そして、山見選手のCKに染野選手がヘディングシュートを合わせますが、僅かにゴール上に外れてしまい、頭を抱え、溜息に包まれるヴェルディサポーターです。
その後、試合終了の笛を聞き、1-1の引き分けで勝ち点『1』を積み上げることが出来ました。そして、戦いを終えた選手・スタッフが挨拶に来ると、チャントと声援で盛り上がり、「負けなくて良かった…」と思いながら、味の素スタジアムを後にします。
今後の予定は?
負け試合を引き分けに持ち込み、首位のヴィッセルと互角以上に戦えたのは、勝ち点『1』を獲得した以上に大きな収穫です。ただ、元日本代表の”半端ないって”大迫選手、酒井選手は出ていなかったんだよなぁ…
また、前回のアウェイ戦でのゴールもオウンゴール、今回のゴールもオウンゴールと、自力でゴールを奪っていません。まぁ、FC町田ゼルビアには、1点も取ることが出来ずに2連敗(しかも6失点…)を喫しているので、贅沢は言えません…
そして、今シーズンも2試合を残すのみです。11月30日はホームで川崎フロンターレ戦、12月8日はアウェイで京都サンガF.C.戦です。もし、チケットを取ることが出来れば、京都にも乗り込もうと思っていますが、果たしてクリック合戦を勝ち抜くことが出来るでしょうか?
首位を走る”最強”ヴィッセル神戸に1勝1分とした今回の投稿は、これで終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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