こんにちは!パパ隊長です。
今回は11月30日(土)に行われた川崎フロンターレとの一戦についての投稿になります。
16年ぶりにJ1に復帰し、2月25日に行われた国立競技場での『横浜F・マリノスとの開幕戦』から37試合目となるのが今回の戦いです。シーズン前の圧倒的な最下位予想を覆し、14勝9敗13分の勝ち点『55』で、6位につけています。
今回はホーム最終戦ということもあり、いつも以上に気合が入っているパパ隊長+3人衆です。
今シーズン最後の味の素スタジアムへ
4人揃って味の素スタジアムに乗り込む予定でしたが、パパ隊長が病院に薬を貰いに行く必要があるため、3人衆とは別行動です。
キックオフは14時ですが、3人衆は8時過ぎに自宅を出発し、ゴール裏のホーム自由席の行列を目指し、まずはスタジアムの開門待ちの行列に並びます。その後、パパ隊長も病院を済ませ、3人衆と合流したのは10時40分頃です。
合流後、まずは来場ポイントを交換してグッズを手に入れ、ヴェルディグリーンのクラフトビールと弁当を調達します。そして、入場が始まる12時まで並んだ後、ホーム自由席の確保に向かいます。
ヴェルディヴィーナスの皆さんとも最後…
予定通りに席を確保した後、パパ隊長はヴェルディヴィーナス💗の皆さんに会いに行きます。そして、いつものように一緒に写真を撮って貰い、「絶対に勝ちましょう!」とエールを交換し、至福の時間を堪能です。
これでパパ隊長のやるべきことは終了し、今度は生ビールで喉を潤しながら、今年最後の応援に備えます。もちろん、試合前のヴェルディヴィーナスのチアダンスも全力応援です。
この間、次男は最前列の席の確保に向かい、前節に続いてサインボールを貰おうとしています。そして、席の確保には成功しましたが、その野望虚しく、手ぶらで帰って来ています…
主審の紹介にブーイング
試合前、審判団の紹介がありますが、主審がコールされると、ヴェルディサポーターから一斉にブーイングが巻き起こっています。特に予備知識もないパパ隊長は、「えっ?何で?」、「試合前から主審を敵に回すなよ…」と思いましたが、試合後、このブーイングに納得することになります。
ちなみに、フロンターレサポーターからもブーイングがあった模様…
キックオフ!
ヴェルディのキックオフで試合が始まると、いきなり攻め込まれているヴェルディです。ゴール前で危険なパスを通され、CKやクロスでボールを放り込まれ、ペナルティエリア内からシュートを打たれています。
どんなに攻め込まれても、ゴールを許す気配すらない時もありますが、今日は違います。スピードがあり、足元が確かなフロンターレに翻弄されている感じで、いつ失点してもおかしくない時間帯が続きます。
PKで先制され…
何とか立ち上がりのピンチを凌ぎ、攻め込むこともありますが、全く得点の匂いがしません。そうした中、ペナルティエリア手前からGKへのマズいバックパスを奪われ、ヴェルディサポーターから悲鳴が上がっています。
そのままペナルティエリア内に持ち込まれ、それに対応したDF綱島選手ですが、足を引っ掛けてしまい、痛恨のPK献上です。そして、守護神GKマテウスに託すも、前半16分、ゴール左下に決められてしまいました…
更にヘディングで追加点を許す
先制点を許した6分後、今度は追加点を許すことになります。フロンターレの攻撃が続く中、右サイドからのクロスにヘディングを合わされ、そのボールがヴェルディゴールに吸い込まれています。
先程のPKに続き、FW山田新選手の2点目で、前半から2点差を追い駆ける苦しい展開になってしまいました。
FW見木選手のゴールで1点差
こうして2点差となった以上、思い切って攻撃のスイッチを入れなければ勝てません。DF綱島選手に代えてFW染野選手を投入し、システムも4-4-2に変更し、フロンターレゴールに迫ります。
すると、徐々に攻撃の歯車も噛み合ってきたようで、ゴールの匂いもしてきました。そうした中、前半42分、一旦クロスをブロックされるも、そのこぼれ球を拾ったのはFW見木選手です。そして、豪快に右足を振り抜き、フロンターレゴールに叩き込んでくれました!
ゴールネットが揺れるのを確認したヴェルディサポーターは、「オーみきともーや オーみきともーや」とチャントの大合唱です。
ヴェルディファミリー集結のハーフタイム
そのまま1点ビハインドでハーフタイムを迎えると、いつも通りヴェルディヴィーナスのチアダンスに声援を送ります。しかし、今回はホーム最終戦ということもあり、いつもとは違った品揃えです。
野球やフットサル、セパタクローといったヴェルディファミリーが集結し、一丸となって勝利への後押しです。当然、我々も同じ気持ちです。
ちなみに、アイドルグループ『Appare!』も応援に駆け付けてくれていました。
後半開始早々に同点!
フロンターレのキックオフで後半が始まると、直後に攻め込まれるも、これを凌いで逆襲すると、CKを獲得です。そして、このCKは一旦クリアされますが、そこに詰めていたのはDF谷口選手です。
この絶好のチャンスを逃すことなく、こぼれ球をゴールに押し込み、後半4分、試合を振り出しに戻してくれました。負け試合の雰囲気が漂っていた前半ですが、これで一気に息を吹き返し、歓喜が爆発するヴェルディサポーターです。
パパ隊長と家内はハグした後、周囲のサポーターとハイタッチです。そして、「タニグチヒロト タニグチヒロト たどり着けない答えはないぜ タニグチヒロト タニグチヒロト 世界をめざせ ヒロト」と、ここでもチャントの大合唱です。
同点も束の間…
同点に追い付き、一気に逆転を狙い、フロンターレゴールに襲い掛かりますが、易々とゴールは許してくれません。すると、後半12分、フロンターレのスローインからの流れで、ヴェルディのゴールネットが揺れています。
更に、後半20分、ヴェルディ陣内でボールを奪われ(足を蹴とばされたファウルに見えるが、笛はなし…)、その流れのまま4点目を奪われてしまいました…
せっかく2点差を追い付いたにも関わらず、あっという間に再び2点差とされ、「終わった…」と思った瞬間です。
DF谷口選手のハットトリックで再び同点!
しかし、今日はここで終わりません。再び2点差となっても、諦めない我がヴェルディです。すると、後半26分、左サイドからのFKにヘディングを合わせたのは、再びDF谷口選手です。
更に、攻撃の手を緩めることなく、後半38分、CKからゴール前で混戦となり、そのこぼれ球に反応したのが、またしてもDF谷口選手です。ストライカーのようなボレーシュートを叩き込み、ハットトリックで再び同点です。
今年の試合の中でも、最高のひとつとも言える瞬間で、長ーーーいハグで喜びを噛み締めるパパ隊長と家内です。そして、DF谷口選手のチャントが響き渡ります。
ブチ切れる城福監督
再び同点に追い付いた勢いのまま、フロンターレゴールに怒涛の攻勢を仕掛ける中、ボールがゴールラインを割り、副審はコーナーキックを指示しています。しかし、主審の判定はゴールキックです。
すると、この判定に我がヴェルディの城福監督がブチ切れてしまいました。まぁ、この判定だけではなく、これまで積もりに積もっていたモノが爆発したような感じで、感情的に抗議しています。
当然、イエローカードが提示されましたが、それが火に油を注いでしまったようで、鬼の形相で詰め寄ろうとしています。スタッフ総出で制止され、何とかレッドカードは回避出来ましたが、選手・サポーターの気持ちを代弁してくれたかのような瞬間でした。決して褒められた行為ではないですが、「でも、そうなるよなぁ…」と思ってしまいます…
サッカーをした経験もなく、観戦だけのパパ隊長ですが、「ん?」と思う判定が多く、主審が試合をコントロール出来ていない感じがしていました。”素人”のパパ隊長でさえ、そう感じているので、ピッチ上にいる”プロ”の皆さんは、試合に全力集中出来ないのではないでしょうか?
”ヴェルディ劇場”炸裂で力尽く…
その後、アディショナルタイムは6分が表示されています。”ヴェルディ劇場”の時間帯に突入し、逆転ゴールを大いに期待していましたが、その希望は打ち砕かれてしまいました…
残り2分、これまで2得点を挙げているFW山田新選手に、”これぞストライカー”というシュートで、ハットトリックを決められてしまいました。0-2から同点に追い付き、2-4から再び同点に追い付く奇跡を見せましたが、そのまま試合終了の笛を聞くことになり、ついにここで力尽きてしまいました…
ちなみに、試合が終わって審判団が引き上げる時、またしても両サポーターからブーイングの嵐が起こっています。
ホーム最終戦セレモニー
今日はホーム最終戦ということもあり、試合終了後、セレモニーがありました。キャプテンMF森田選手、城福監督(ブチ切れたせいで話すことを忘れたらしい…)の挨拶があり、それを聞いていた家内は涙ぐんでいます。
”J1残留”を果たし、6位にいる我がヴェルディです。この時期になると、攻撃の中核となっているレンタル移籍の選手たちがどうなるのか、というのが最大の関心事です。可能なら、城福監督の下、今のままのメンツで、更なる成長した先にある姿を見てみたいと思っていますが…
次節は…
こうして、今年のJ1リーグは、残り1試合となりました。そして、その最後の試合は、京都サンガF.C.とのaway戦(ホームでは2-2の引き分け)になります。
ということで、今年最後を締め括るという意味でも、サンガスタジアムに乗り込みます。クリック合戦に勝利し、数少ないaway側のシートの確保に成功しています。ヴェルディヴィーナスはいませんが、東京ヴェルディの”雄姿”を目に焼き付けたいと思います。
但し、今日の主審だけは勘弁してくれ!
壮絶な打ち合いとなり、負けた悔しさより、主審のせいで不愉快な気分になったホーム最終戦についての投稿は、これで終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました
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