こんにちは!パパ隊長です。
4月の『Mt.FUJI 100』と5月の『トレニックワールド in 彩の国』までは、毎週末、トレイルを走ろうと思っていましたが、3月8日にまたしても雪が降り、週末のトレイル練習は断念です。
その代わり、以前からチャレンジしたいと思っていた『山手線一周』にターゲット変更です。川崎~小田原の長距離ランも魅力でしたが、美味しい店のリサーチも出来ていなかったので、次回以降に見送りです。
まずは渋谷駅を目指す
『山手線一周』の距離は、ほぼフルマラソンと同じ約42Kmということですが、パパ隊長としては、これでは物足りません。なので、自宅~渋谷(約23Km)のランも追加して65Kmとし、もし余力があれば、渋谷駅からの自宅に向かう+αのランも考えたいと思います。
当日の出発は7時40分で、まずは小田急・新百合ヶ丘駅を目指します。そして、新百合ヶ丘駅からは、世田谷通り(津久井道)を辿り、長男と娘の生まれた大蔵病院(現・国立成育医療研究センター)が見えてくると、「何度も通ったなぁ…」と、当時の記憶が蘇ります。
その後、三軒茶屋が近付くと、歩道を歩く人々も多くなり、これまでよりもゆっくりと走ることになります。そして、三軒茶屋からは国道246号線を辿り、渋谷駅前のスクランブル交差点に到着したのは11時前で、これで長かったウォームアップは終了です。
時計回りで『山手線一周』をスタート!
渋谷駅前は、若者や外国人観光客で混雑しているので、『山手線一周』のスタートは”歩き”です。そして、やっと走ることが出来るようになってきたので、まずは隣の原宿駅を目指しますが、いきなり右腰に鈍痛という不安なスタートです。いつもは7時間以上走った頃から発生するトラブルですが、今回はその半分で症状が出てしまいました…
とはいえ、まだまだダメージは軽く、ゆっくりと走りながら原宿駅に到着すると、ここも渋谷駅と同様に、歩いて通過することになります。その後、右腰の鈍痛は酷くなることはありませんでしたが、代わりに右膝が痛み始め、ムリをせず、時々歩きながら新宿駅に到着です。
新宿駅といえば、パパ隊長の通勤経路であり、いつもパトロールしている”ホームグラウンド”です。また、ゴジラ好きのパパ隊長なので、新宿駅からは歌舞伎町の『新宿東宝ビル』を経由した後、蕎麦とカツ丼で空腹を満たします。
池袋から先は未知の空白地帯
昼食後は、韓流で賑わう新大久保を過ぎると、駅前でも混雑することなく、時々右膝の痛みで歩きながらも、順調に池袋に到着です。池袋といえば、渋谷や新宿と並ぶ繁華街であり、ここもムリはせず、混雑地帯は歩きながら突破です。
こうして池袋を後にすると、池袋~上野の区間は、パパ隊長の人生の中で、一度も降りたことのない駅が続くことになります。そうした中、池袋~大塚の区間で、山手線を2回越えましたが、その度に東京スカイツリーが線路のド真ん中に聳えているのを眺めることが出来ました。
その後、未知の空白地帯ということもあり、時々地図アプリでルートを確認しながら、淡々と距離を刻みます。その間、右膝の痛みはありますが、少し歩けば楽になり、また暫く走ることが出来るようになります。
ひと目我が社を…
上野に到着すると、久々に賑やかな駅前という感じで、そのまま『アメ横』に突入すると、外国人観光客で溢れ返っています。当然、ここも歩いて雰囲気を楽しんだ後、「ちょっと会社を見てみるか…」と思い、コムコの『湯島北東ビル』に進路を向けます。
普段、自宅と常駐先(赤坂)を往復しているパパ隊長なので、久しぶりに目にする我が社です。休日出勤で仕事をされていた方がいたかどうか、外からは分かりませんでしたが、とりあえず社員としての義務は果たしたような気分となり、御徒町で山手線に復帰です。
上野からは馴染みのある駅が続く…
山手線に戻って来ると、ここからゴールの渋谷までは、降りたことのない駅はあっても、先程のような長い未知の空白地帯が続くことはありません。
また、ここからは、ほぼ山手線に沿って走ることが出来ますが、呑み屋が密集していて、汗で失われた水分の補給という誘惑に心が惑わせられます。しかし、ここは強い意志を持って我を取り戻し、秋葉原、神田、有楽町、新橋といった歓楽街を駆け抜けます。
途中、東京マラソンのゴールであり、日本を代表するビジネス街・丸の内では、「かつて、ここにコムコ本社があったんだよなぁ…」と思いながら通過します。
第一京浜で南下
新橋を過ぎると、山手線沿いのルートが途切れることが多くなり、地図アプリでルートを探すのが面倒になってきたので、第一京浜(国道15号線)を進むことにします。
そして、田町を過ぎた辺りから、集団で歩いている人達とすれ違うようになり、それが五反田付近まで続くことになります。なので、コースを指示しているスタッフと思われる人に聞いてみると、12時間で50Kmを歩くイベントを開催しているとのことです。
後でググってみると、『第2回東京エクストリームウォーク50K』というイベントだったようです。50Kmを走るのなら楽勝ですが、歩くのは勘弁して欲しいなぁ…
その後、山手線の南端近くにある大崎を危うくショートカットしそうになりましたが、コースミスに気が付き、無事に駅前を通過すると、ゴールの渋谷までは、あと4駅です。
渋谷を目指してラストスパート!
大崎から五反田へ向かう途中、目黒川を越えることになり、桜の季節なら、迷わず目黒川沿いに進みますが、季節はまだ少し早いようです。なので、なるべく山手線に沿いながら進み、恵比寿に到着です。
恵比寿といえば、かつて『恵比寿ガーデンプレイス』で行われたコムコの暑気払いで、ビールをガンガン飲んだ記憶があります。ということで、またビールを飲みたくなりましたが、ゴールの渋谷まではあと1駅なので、パパ隊長の気持ちはブレません。
その後、やや薄暗くなった山手線沿いを北上すると、煌びやかな渋谷の街並みに踏み込むことになります。最近、全然渋谷には縁がないので、パパ隊長の知っているかつての渋谷とは全くの別物です。
なので、地図アプリでルートを確認しながら進み、若者や外国人観光客に”占領”されている感じの渋谷スクランブル交差点に何とか到着することが出来ました。ただ、右膝痛で余力がないので、+αのランは割愛し、ここで『山手線一周』の旅は完結とします。
電車で自宅へ
渋谷スクランブル交差点で今日のランを終えると、ここからは井の頭線・京王線を乗り継ぎ、電車で自宅を目指します。
10時間22分を費やした65Kmのランでしたが、右膝の痛みで歩く時間も多かったので、右膝以外はほとんどダメージが残っていないような感じです。この右膝痛も、100マイルのレースなら、必ずどこかで発生するトラブルと思うので、そのシミュレーションが出来たと、前向きに捉えることにします。
次はグルメ旅がいいなぁ…
今度『山手線一周』をする時は、レースの練習としてではなく、電車で新宿か渋谷に移動し、そこから気楽に始めたいと思います。そして、メインはランではなく、美味しい店を巡りながらのグルメ旅にしたいなぁ、と思っています。もちろん、最後のシメは、乾いた体に流し込む『ビール』です!
これで『山手線一周』を楽しんだ週末長距離ランの投稿は終了になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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