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営業のお仕事 – WEBアクセス解析



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投稿者 Boss

TechCenterの新倉です。

突然ですが、皆さんは営業のお仕事ってどんなイメージを持っていますか?
パソコンやプリンタを売るために、カタログを持って新規顧客への飛び込みセールス、企業への電話セールス、といった感じでしょうか?
IT業界、特に当社のようなシステム開発会社では何を売り込むのだろう?、という疑問をお持ちの方も多々いらっしゃると思います。
そういった疑問に答えるべく、今回から数回に渡ってコムコの営業部のお仕事について紹介したいと思います。

第一弾はWEBに関するお仕事についてです。
あっ、TechCenterも一緒に仕事してますよ。

WEBのお仕事 今昔

数年前まではWEBの仕事と言えば、ほぼイコールでホームページ作成でした。
今では無料でホームページやブログを簡単に作成できる環境が世の中に出回っています。これをビジネスにして多くの収益を上げるというのは、正直難しいです。
また世の中の多くのホームページは立ち上げまでは大いに盛り上がるものの、開設した後はあまり更新されていないというのが実状です。

そもそも何のために企業はホームページを立ち上げるのでしょうか?
自社製品の販売拡大、企業コンセプトの認知度アップなどがほとんどだと思います。はたしてホームページを作成しただけで、これらの目的が達せられるかと言うとそれはNO!です。
世の中には情報が溢れ、簡単にそれを手に入れることができます。逆に言えば情報が多すぎるが故に、ターゲットに対して伝えたいことが伝わらないのです。

今WEBの仕事は大きく変わろうとしています。
目標を数値で設定し、それを到達する。そのためには的を定め、そこだけを狙います。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」は戦略とは言えません。
この戦略を立てることがまず第一歩になります。

戦略を立てるにはいくつかのアプローチがあります。
この詳細は後日述べます。

今回はまずお客様にWEB戦略の重要性を理解していただくための手段である、現状分析についてお話します。

何のためのアクセス解析?

ホームページに関する現状分析にはいくつかの要素があります。
・ページビュー
どれだけの回数、サイト内ページにアクセスしてもらったか。
・滞在時間
どれだけの時間、サイト内ページに留まってもらったか。
・離脱率
ユーザが自サイトから外へ離れてしまう割合。
・ユーザ属性
サイトにアクセスしたユーザの男女比、年齢構成など。



各ページへのアクセス情報
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ユーザ属性 年齢構成
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ユーザ属性 地域
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「このページが目玉だから多くの人にじっくりと見てもらいたい」と考えていた場合、その情報を数値で可視化し計画通りかを判断できます。
また若い女性をターゲットしているページに、実際にはどのような世代がアクセスしているかの情報を取得することが可能です。

このように感覚ではなく数値化することで、ホームページ改修後の効果も定量的に計測し続けられます。
過去のホームページ作成はデザインや操作性が重要視されていました。今のホームページ作成はそれらを抑えつつ、ホームページの意義も組み込みます。



ヒートマップ 熟読エリア:赤が濃い箇所は熟読度が高い箇所です。
クリックすると拡大します。

解析の先

例えばボタンの色を変えただけでクリック数が増えるかもしれない、ロゴを変えたら熟読してもらえる場所が期待通りになるのでは、といった仮説も感性に頼らず客観的に把握できます。

このような数値的根拠があってこそ改修という次の段階進めるわけで、公開から時間が経ったので改修しましょう、というのはお客様視点で物事を考えているとは言えません。

営業にはこのような分析力と提案力が求められます。



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