Working


2018年 新春所感



投稿日
投稿者 HashimotoYuji

(下記は2018年年頭にあたって全社員に送った内容です)

2つの懸念、2つのチャンス

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年、当社は皆様の努力により堅実な業績をあげることができました。また、健全な会社として創立45年を迎え、盛大に創立記念式典を開催することができました。改めてお礼申しあげる次第です。

 

さて当社の現況は、何度も申し上げておりますが、事業の継続性の面においては一切の不安はありません。無借金経営であり、また経営に障害をきたすような社内の不協和音等も存在せず業績も堅調に推移しています。一方策定した中期経営計画は残念ながら売上、社員数の目標は達成されておりません。一言で言えば「底堅いが天井がある」、そのような状況にあります。

 

話は変わりますが、当社の将来を考えるときに2つの懸念(それはそのまま2つのチャンスになると思いますが)があります。1つ目は社会構造の変化により人材の確保が困難になってきていることであり、これは実際に顕在化し中期経営計画達成のための大きな障害となっています。2つ目は、IT技術の急速な進展による当社をとりまく環境の変化です。当社開発事業の主要分野は金融ですが、その業界がフィンテックと称される技術により大きく変わろうとしています。単に業界に新しい技術が適用されてくるのであればそれに対応すれば良いことですが、懸念されるのはその技術によって業界の主役が変わること、具体的には顧客である金融機関やプライマリベンダーが別の主役に変わってしまわないかということです。実際に流通では、従来の百貨店、専門店、スーパーといった主役がアマゾンを中心とした新しい主役に変わりつつあります。金融系でこのような地殻変動が起きれば、当社の対象としているマーケット自体が変わってしまいます。また、将来的にはクラウド他の発展により現在のような、「開発請負」という業態自体が存在しなくなる可能性もゼロではありません。

 

人材の確保(採用)についてですが、やるべきことは明確です。魅力を感じる会社にすることと、それを広く知ってもらう以外にありません。魅力を感じる会社にすることは中期経営計画そのものの実現であり、待遇のみならず社風や業態の変革、ソリューション事業等の確立を通じて作り上げるものです。「広く知ってもらう」は、マーケッティッグという考え方の下に進めていくしかありません。

 

2つ目の課題の解決も一気に進める妙案や特効薬はなく、地道に一歩一歩PDCAを行いながら続けていくしかありません。申し上げたように、当社において事業継続に関わる懸念はなく、挑戦する体力も時間も人材も蓄積されています。請負からパートナーへ、開発からソリューションへ、セールスからマーケッティングへ、これらを基本的な方向性として進んでいきたいと考えております。

 

これら2つは当社にとって懸念であると同時にチャンスでもあります。問題が明確になっている以上、それらを解決すれば大きなアドバンテージとなるからです。皆様とともにこれらの課題に挑戦し、解決し新たなステージに進みたいと思います。今年一年も健康に気をつけて頑張ってください。良い一年となるよう祈念しております。

 

 



タグ: